産業
金田 信一郎
かねだ・しんいちろう
本誌編集委員。ニューヨーク特派員、日本経済新聞編集委員などを経て現職。

大手のマンション販売が活況な中、本質的なリスクが顕在化しつつある。本当にマンションは住み続けることができるのか──。その問いを追うと、思いがけない答えに突き当たる。

 大手不動産会社がマンション事業を成長の柱にすえている。今年度の4~6月期、三井不動産は中高層マンション分譲の収益が6割増(前年同期比)となった。三菱地所は秋からの大型マンション案件によって、通期では最高益を達成する見込み。他社もマンションを成長エンジンと位置づける。