業界再編
菅原 透
すがわら・とおる
本誌副編集長。日本経済新聞社企業報道部、広州支局、上海支局などを経て現職。

日野自動車と独フォルクスワーゲンの商用車部門が提携交渉に入った。背景には技術革新が作り出す、新しい競争軸がある。日野の親会社であるトヨタ自動車も無縁ではいられない。

 国内普通トラック大手の日野自動車が独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車持ち株会社、VWトラック&バスと提携交渉に入ると発表した。電動化や自動運転システムなどの技術開発や、調達や販売・サービスでの協業を探る。

 VWトラック&バスは独MANやスウェーデンのスカニアを傘下に持ち、欧州やブラジルの商用車市場でシェアが高い。日野は日本のほか、東南アジアに足場を持つ。日野・VW連合が誕生すれば、世界販売台数は20万台強(2017年実績)となり、商用車市場で世界トップの独ダイムラーに次ぐグループになり得る。

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