このままでは世界で唯一の「企業スポーツ文化」というものが衰退してしまう。私が数年前から抱いている危機感だ。 これまで、日本のアマチュアスポーツのほとんどが、企業によって支えられてきた。ラグビーもその一つだ。企業スポーツが、日本のスポーツ界のゴールでもあった。高校、大学とその競技のトップレベルで活躍した選手たちは、企業に籍を置きながら引き続き選手として活動を続け、やがて競技生活を終える。引退した後は、ある者は指導者に、ある者はビジネスに転向して社業に専念し、会社に貢献する。