このままでは世界で唯一の「企業スポーツ文化」というものが衰退してしまう。私が数年前から抱いている危機感だ。 これまで、日本のアマチュアスポーツのほとんどが、企業によって支えられてきた。ラグビーもその一つだ。企業スポーツが、日本のスポーツ界のゴールでもあった。高校、大学とその競技のトップレベルで活躍した選手たちは、企業に籍を置きながら引き続き選手として活動を続け、やがて競技生活を終える。引退した後は、ある者は指導者に、ある者はビジネスに転向して社業に専念し、会社に貢献する。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1658文字 / 全文文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
Powered by リゾーム?