味の素の西井孝明社長の経営教室、最終回は「マスブランドの生き残り方」だ。ミレニアル世代を中心にマスブランド離れが進む中で、既存の大企業は逆境に立たされているのか。西井社長は「スモールマスが台頭する世の中こそマスブランドは必要」と断言。その真意とは。

西井孝明[にしい・たかあき]

(写真=的野 弘路)
1959年生まれ。78年奈良県立畝傍高等学校を卒業後、同志社大学文学部に入学。82年、同志社大学を卒業し、味の素に入社。営業やマーケティング、人事などを担当。2004年に味の素冷凍食品に出向し、取締役に就任。当時不振事業だった家庭用冷凍食品の業績を改善。09年には本社人事部長を務め、11年に執行役員に就任する。13年にはブラジル味の素社長に就任。15年に創業家を除いて、歴代最年少となる55歳で味の素社長に就任。

ミレニアル世代を中心とした「マスブランド離れ」は、なぜ起きているのでしょうか。