「焼き鳥で世の中を明るくする」という「うぬぼれ経営」を貫く鳥貴族の大倉忠司社長。一代で国内最大手の焼き鳥チェーンを築き上げた背景には、「一点集中」の経営哲学があった。経営教室第2回から始まるLecture(講義)では、大倉流「引き算の経営術」に迫る。

大倉忠司[おおくら・ただし]

(写真=的野 弘路)
1960年2月大阪で町工場を営む両親の下に生まれる。高校生時代のビアガーデンのアルバイトがきっかけで、飲食店経営を目指す。79年に調理師専門学校を卒業し、イタリアンレストランに就職。82年に地元の焼鳥店に転職。85年に25歳で独立し、鳥貴族を創業する。86年に鳥貴族の前身のイターナルサービス(永遠の奉仕)を設立。2003年に大阪・道頓堀に出店し人気に火がつく。16年に東証1部に上場し、国内2000店舗を目標に掲げ快進撃を続ける。

生き馬の目を抜くような外食業界の競争の中で、成長を続けられたのはなぜですか?