注目の経営者たちの生き様(Life Story)と講義(Lecture)を連載していく新シリーズ。経営教室「反骨のリーダー」の1人目は、瀬戸欣哉・LIXILグループ社長が登壇する。まずは瀬戸氏の「プロ経営者」としての人物像を描き、次号からは経営論を本人が語る。

=本文敬称略

(写真=的野 弘路)
瀬戸欣哉[せと・きんや]
1960年 6月 サラリーマン家庭の次男として、東京に生まれる
73年 武蔵中学・高等学校に入学。バスケットボール部に所属
79年 東京大学経済学部入学、ボクシング部所属
83年 住友商事に入社し、鉄鋼部門で線材貿易を担当
90年 米デトロイトに赴任、特殊鋼製品担当
94年 米ダートマス大学MBAに入学
97年 米アイアンダイナミクスプロセスインターナショナル社長
99年 住友商事eコマースチーム長・マネージャー
2000年 住商グレンジャー(現MonotaRO)創業、翌年社長に就任
06年 MonotaROに社名変更。マザーズ上場
09年 東証1部上場
12年 MonotaRO社長を退任し会長(現任)に就任
16年 1月 LIXIL社長兼CEO(現任)、LIXILグループ代表執行役兼COO
16年 6月 LIXILグループ社長兼CEO(現任)

 「プロ経営者」──。住設大手LIXILグループ社長兼CEO(最高経営責任者)の瀬戸欣哉(57歳)は、自らをあえてそう表現する。

 この言葉には今、いい響きはない。プロ経営者とされたリーダーの多くが、業績不振や不祥事、創業家の後ろ盾を失うなどして評価を落としている。