注目の経営者たちの生き様(Life Story)と講義(Lecture)を連載していく新シリーズ。まずその経営者の人物像を描き、2回目以降は本人が経営の哲学を語る。
シリーズ
経営教室「反骨のリーダー」

完結
36回
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台湾ウイスキー「KAVALAN」#3、ローカルブランドの戦い方
亜熱帯の台湾で作ったウイスキー「KAVALAN(カバラン)」で世界を驚かせた金車グループ。李総経理は失敗の教訓を巧みに生かし、外資メーカーがひしめく市場で成功をつかんだ。日本企業が海外市場で競合することになる、ローカルブ…
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台湾ウイスキー「KAVALAN」#2、後発組にこそある強み
500年以上もの歴史があるウイスキー業界で、ブランド力を急速に高めている「KAVALAN(カバラン)」。後発での参入ながら、なぜ世界のウイスキー愛好家の心を捉えることができたのか。台湾・金車グループの李玉鼎(アルバート・…
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日本を追う「台湾ウイスキー」、逆転の「勝算6割」経営
世界で認められた「ジャパニーズウイスキー」の背中を、「台湾ウイスキー」が追っている。亜熱帯というウイスキー作りに不利な条件を逆手に取るイノベーションで、世界を驚かせた。革新の旗手が、謙虚さと待てない性格が同居する、金車…
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ソニー平井会長#4 プレゼンがうまくなる奥義を伝授する
ソニーの平井一夫会長の経営教室、最終回のテーマは「次世代リーダーへの期待」。グローバル化がより進んでいく中で、現場に足を運ぶことが重要と説く。「日本のよさを世界にアピールしてほしい」とエールを送る。
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ソニー平井会長#3 肩書で仕事をするな、人格で仕事をしろ
ソニーの平井一夫会長の経営教室、第3回のテーマは「経営チームづくり」。経営戦略の方向性を共有でき、自らにはない「異見」を伝えてくれる人材を選ぶという。出世についても「肩書ではなく、人格で仕事を進めることが重要だ」と説く。
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ソニー平井会長#2 こうしてエレキ事業を再生させた
平井一夫会長の経営教室、講義(Lecture)編の最初のテーマは「事業の再建」。赤字続きで疲弊していたエレクトロニクス事業をどう立て直したのか。事業構造を強くし、現場のモチベーションを向上させる手法を学ぶ。
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ソニー 平井一夫会長#1 「傍流」だからこそ強い
経営教室シリーズ第8弾の講師は、ソニーの平井一夫会長。2018年3月期に営業最高益を20年ぶりに更新。ソニーを復活に導いた。多国籍企業を再浮上させた原動力は、「傍流」を歩んだからこその強さだ。=本文敬称略
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碓井稔社長(セイコーエプソン)の「革新」を諦めない
イノベーションにこだわり続けるセイコーエプソンの碓井稔社長。技術の先進性は重要だが、それ以上に社会ニーズへの適合が大切だと説く。世の中に「なくてはならない」存在になるために必要な経営とは。
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碓井稔社長(セイコーエプソン)の「革新」を諦めない
碓井社長は、イノベーションを起こすには「垂直統合」がカギとなると説く。コア部品の生産から製品の組み立てまで自社で手掛けるのはなぜか。「分業」が進んだ製造業の潮流に背を向ける理由とは。
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碓井稔社長(セイコーエプソン)の「革新」を諦めない
碓井稔社長の経営教室、講義(Lecture)編の最初のテーマは“大企業病”。組織が大きくなるとイノベーションが停滞する状況を、どう克服するか。大企業の良さとベンチャー気質を両立する手法を学ぶ。
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碓井稔社長(セイコーエプソン)の「革新」を諦めない
経営教室「反骨のリーダー」の7人目は、セイコーエプソンの碓井稔社長。技術にこだわり、イノベーションにこだわる根っからの技術屋だ。インクジェットプリンターを成功させた経験を軸に「破壊と創造」に挑んできた。
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森雅彦社長(DMG森精機)の常識は壊すためにある
DMG森精機の森雅彦社長の経営教室、最終回は「標準化」がテーマ。文化的な多様性を強みにする一方で、製品だけでなく顧客提案や組織まで標準化を進める。矛盾するように見えるが、「標準化が強さの源泉になる」と話す。その狙いは。
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森雅彦社長(DMG森精機)の常識は壊すためにある
DMG森精機の森雅彦社長の経営教室、第3回目はM&A(合併・買収)だ。社長就任直後から同業の買収を手掛け、2009年にはドイツ社との提携を発表した。「不況はM&Aのチャンス」と語り、積極的に仕掛ける。成功のポイントを聞い…
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森雅彦社長(DMG森精機)の常識は壊すためにある
DMG森精機社長の森雅彦氏の経営教室。第2回のLecture(講義)は社員への投資だ。「よく遊び、よく学び、よく働く」というモットーを設け、働き方改革だけでなく社員教育や部活動の活性化に資金を投じる。投資家からは「社員に…
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森雅彦社長(DMG森精機)の常識は壊すためにある
経営教室シリーズ第6弾は工作機械大手、DMG森精機の森雅彦社長。日本とドイツの企業統合を成功させ、常識にとらわれない経営戦略を貫く。その根底には、生まれながらの「機械屋」としてのプライドがある。
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西井孝明社長(味の素)の世界に「正射必中」
味の素の西井孝明社長の経営教室、最終回は「マスブランドの生き残り方」だ。ミレニアル世代を中心にマスブランド離れが進む中で、既存の大企業は逆境に立たされているのか。西井社長は「スモールマスが台頭する世の中こそマスブランドは…
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西井孝明社長(味の素)の世界に「正射必中」
連載第3回はESG(環境、社会、ガバナンス)という言葉に象徴されるサステナブル経営がテーマ。SDGs(持続可能な開発目標)を参考に、肉や野菜の摂取量といった独自の非財務目標を掲げた。「ESGという視点は今の時代、最も有効…
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西井孝明社長(味の素)の世界に「正射必中」
西井孝明氏の経営教室。第2回のLecture(講義)は働き方改革について。欧米企業並みの職場環境の構築は、味の素の成長に必要不可欠だという。労使の協調は、まずは経営が本気を見せることから始まると説く。
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西井孝明社長(味の素)の世界に「正射必中」
経営教室シリーズ第5弾は調味料市場で国内最大手、味の素の西井孝明社長。働き方改革やESG(環境、社会、ガバナンス)重視の経営で注目を集める。矢継ぎ早の改革の根底には、自らの信念を貫きたいという強烈な執念がある。
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大倉忠司社長(鳥貴族)の「うぬぼれ」てなんぼ
鳥貴族・大倉忠司社長の経営教室「反骨のリーダー」。今回は、大倉流「王道経営」の本質に迫る。ステークホルダー全員を幸せにすることを目指し、「たかが焼鳥屋が世の中を変える」と宣言。永続的な成長を実現するために大倉社長が貫く、…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
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従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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