戦後、米国の流通を視察した藤田俊雄は日本にもスーパーマーケットの時代が来ると確信。自らが率いるヨーシュウ堂のチェーンストア化を進める。人材確保を進める中、出版取次会社に勤める大木将史がヨーシュウ堂に入社する。自ら仕事に取り組み、業績を上げる将史に俊雄は新しい時代のリーダーの片鱗を見る。会社はフジタヨーシュウ堂と改名。売り上げは100億円を超えた。
「このままではスーパーは滅びます」
将史が周りを気にせずに強い口調で言う。経営の方針を決める会議で、主要な幹部が集まっている。
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