昭和23年8月、貞夫を代表社員として合資会社ヨーシュウ堂が発足した。これ以降、意識して「ヨーシュウ堂」とカタカナ表記に変えた。店の看板を架け替えた時、貞夫は震えるほど喜びを感じた。カタカナの看板を眺めた時、戦争が終わり、新しい時代が到来したことを実感したのだ。