大阪のB級グルメ「串カツ」の専門店を約200店展開する国内チェーン最大手。国内1000店舗を目指して2016年に上場。家族客の人気を集め快進撃を続ける。急成長の裏には、業界の「常識」を覆す4つの「仕掛け」があった。

新入社員が1カ月余り学ぶ小伝馬町研修センター店(東京・中央)。実戦の場で短期間でスキルを引き上げる。接客が不慣れな分、ドリンクは半額だ(写真=尾関 裕士)

 「居酒屋業界の革命児」──。外食業界の関係者がそう評する企業がある。串カツ田中ホールディングスだ。

 大阪でB級グルメとして親しまれている串カツの専門店「串カツ田中」を関東地方を中心に約200店展開する。2008年に東京・世田谷に1号店をオープンすると、すぐに人気に火が付き、15年には100店舗を突破。それからわずか2年半で、店舗は倍増した。16年には東証マザーズに上場。国内1000店舗を目標に掲げ、破竹の勢いで事業を拡大している。18年11月期の連結売上高は75億円を見込む。