近い将来、AI(人工知能)が多くの職を奪う可能性が指摘されている。 そうした時代を生きる子供たちには、これからどんな教育をすべきなのか。リーダーたちがAI時代の教育論を語る。
シリーズ
AI時代の教育論

完結
5回
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学校は多くを教え過ぎている
国鉄民営化を主導し、JR東海で28年間、代表取締役を務めた葛西敬之氏。教育に危機意識を持ち、同社を含む3社で全寮制の学校を立ち上げた。重視するのは、基礎学力の向上と空想力を育む時間の確保だ。
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競争を押し付ける時代ではない
連載4回目は東京6大学初の女性総長となった法政大学の田中優子氏。劣等生を自認し、一心不乱に長所を磨くことで総長に上り詰めた。競争がなくても、自分にはできるという「 自己肯定力」を育てられると説く。
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強靭な精神は絶望と遠回りが生み出す
経済同友会の代表幹事や東芝の社外取締役を務める小林喜光氏。エリート街道を歩んできたように見えるが、その道は挫折の連続だった。絶望からはい上がるプロセスにこそ、人間本来の強みが存在すると説く。
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時代錯誤の価値観より「今」を教えよ
第2回はアイリスオーヤマの大山健太郎社長。19歳で家業を継ぎ、ペット用品から家電まで手掛ける異色企業に育てた。今年7月に社長の座を長男に譲る背景にも、自身の教育哲学がある。
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「旅」は学校を休ませてでも行かせろ
近い将来、AI(人工知能)が多くの職を奪う可能性が指摘されている。 そうした時代を生きる子供たちには、これからどんな教育をすべきなのか。リーダーたちがAI時代の教育論を語る新連載。第1回は澤田秀雄氏だ。
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全8回