コンビニのメーン商材である弁当は使用する具材の種類も多く、盛り付けにも人手を要してきた。三菱商事はグループ会社の協力を得て、盛り付けロボットの開発に注力している。だが、最新のロボット技術を投入しても複雑な人の動きを再現するのは難しく、試行錯誤が続く。

 自動車などの製造現場では以前からロボットを活用してきたが、今後は中食業界でも導入が進みそうだ。ローソンを2017年2月に子会社化した三菱商事は、コンビニエンスストア向け弁当の製造工程を自動化すべく、ロボットの導入に積極的に乗り出した。

崩れやすい食材もつかみ正しい位置に配置
●弁当の盛り付けに使う主なロボット
コンビニの主力製品である弁当は使用する具材も多く、盛り付けにも人手を要してきた
コロッケや焼き鮭のように崩れやすい具材は、吸引用ハンドで具材を持ち上げ、もう一方のヘラの付いたハンドに載せる。正しい位置に移動させてから盛り付ける

 同社は弁当や総菜の製造を手掛ける神奈川県厚木市の中食製造工場に、5台のロボットを試験導入。幕の内弁当などの盛り付けラインの一部を自動化した。従来は13人で行っていた作業を10人に削減できた。