シリーズ
中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス

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中国は、なぜ北朝鮮の暴走にキレないのか?
モランボン楽団のドタキャン帰国から水爆実験、そして今回のミサイル発射に至るまで、中国を怒らせることが目的と言わんばかりの北朝鮮の暴走が続く。が、中国の対北朝鮮への怒りの表現は、以前のことを思えば低調だ。なぜか。
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弾圧と低賃金と闘う「中国新聞労働者」の受難
中国の記者たちは日本や米国など西側諸国の記者たちより、給料も少なく、権力からの圧力も強く、報道の自由もほとんどない厳しい環境に置かれ、"新聞民工"(ニュース労働者)とも呼ばれる。その実態を追ったリポートを紹介したい。
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中国の「越境拘束」、タイや香港で続発の脅威
「銅鑼湾書店失踪事件」で恐れていたことが現実になった。中国当局が関係者2人を中国国内で拘束していることを認めたのだ。タイや香港での「越境拘束」がまかり通っている現実。国際社会は、この無法を見逃すべきではない。
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台湾総統選“圧勝”蔡英文の「真の敵」
台湾総統選は民進党候補の蔡英文が圧勝した。「台湾アイデンティティ」の盛り上がりの中、国民党政権を倒したが、初の女性総統の「真の敵」との戦いはこれから始まる。いかに台湾を導くのか。大陸の圧力と「空の国庫」といかに戦うのか。
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香港銅鑼湾書店「失踪事件」の暗澹
香港の銅鑼湾書店の関係者が昨年10月から次々と失踪した。香港出版界への圧力が強まっていることは承知していたが、まさか香港在住で、外国籍パスポートを持っている人間が突然消えるほど物騒なことになっているとは。