シリーズ
日本と韓国の交差点

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韓国の小説がマン・ブッカー賞を受賞
韓国の小説「菜食主義者」がマン・ブッカー賞を受賞。韓国はお祭り騒ぎになっている。同賞は、英国で出版された海外小説を表彰する者。作家・作品と共に翻訳家も評価する。韓国は、韓国文化を広めるべく翻訳家の養成に力を入れてきた。
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北朝鮮の労働党大会、韓国はどう見たか?
北朝鮮の労働党が36年ぶりの党大会を開いている。韓国メディアは、同大会における金正恩第1書記の発言を一斉に批判している。その焦点は「二重性」だ。核放棄を拒否しているにもかかわらず、韓国には「統一パートナー」としての対話を…
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韓国総選挙で躍進した進歩派は反日か?
総選挙を終えた韓国で日本に関する報道が増えている。そのテーマは熊本地震、日韓交流、そして総選挙に結果に関する日本の評価だ。「進歩派が勝利したから、韓国の反日姿勢が強まる」という見方は当たって欲しくないものだ。
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韓国総選挙、投票所の周りで「ピース」は禁止
韓国で総選挙が行なわれた。その様相は日本の選挙とずいぶん異なる面がある。選挙運動の中心は、街頭演説よりも街頭パフォーマンス。公約を歌に乗せてアピールする。ネット社会である韓国では不正監視にスマホが大活躍する。
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無料Wi-Fiで都市問題を解決する
韓国は無料Wi-Fiの先進国だ。2010年の地方選挙を機に急拡大した。ソウル市はこれを基盤により豊かな暮らしを目指す。実証実験が行われている北村ではセンサー付きゴミ箱や駐車場が活躍している。
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韓米による連合訓練開始、史上最大規模へ
韓国と米国が合同演習を始めた。韓国軍約30万人、米軍約1万7000人が参加する史上最大規模のものになるという。北朝鮮への先制攻撃を訓練内容に加えることから、米韓の戦術変更が透けて見えるという。これに対して北朝鮮と中国は反…
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韓国国会大混乱、テロ防止法巡りフィリバスター
韓国の国会でテロ防止法案を巡る議論が紛糾している。国民のプライバシー保護とテロ防止のどちらを優先すべきかが、韓国でも問われている。野党は同法案を阻止すべく47年ぶりにフィリバスターを実行した。最長の演説は11時間を超える…
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韓国で親不孝訴訟! 「贈与した財産を返せ」
韓国で「親不孝訴訟」が話題になった。原告である父親が被告である息子を、「生活費をくれただけで一緒に食事もしなかった。看病も姉に任せた。家をもらう代わりに親を扶養するという約束を果たしていない」として訴えたのだ。
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開城工業地区の稼働中断は米国の圧力だった?
韓国政府が2月9日、「開城工業地区の稼働を無期限で全面的に中断する」と発表した。核やミサイルの実験を受けてのことだ。韓国政府は「何があっても同地区を稼働させ続ける」と言ってきたので、方針転換に批判の声が上がっている。
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北朝鮮がミサイル発射でも韓国はいつものお正月
2月7日の朝、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した。メディアが騒ぐのとは裏腹に、ソウル市内の人々はいたって普通のお正月(旧正月)を過した。ミサイルよりも懸念すべきは、ミサイル防衛システムの配備を巡る中国との摩擦との意見が…
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「24歳全員に一時金1万円」はバラマキか
韓国の城南市が1月、「24歳の若者全員に1万円の一時金」を支給する政策を開始した。就職できず苦しむ若者を支援することが目的。これに対して与党セヌリ党は「ポピュリズム」と批判する。この政策は若者支援なのか、バラまきなのか。
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韓国が「北朝鮮人権法」を制定へ
韓国が今週中にも「北韓人権法」を制定する見込みだ。北朝鮮の人権保護状況を調査したり、保護団体を支援することで、北に人権の保護を促す狙い。しかし、その実効性には疑問が持たれている。
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台湾出身の16歳韓流アイドルが求められた「中国」
台湾出身の16歳の女性韓流アイドルが、テレビ番組の中で台湾の旗を持たされた。これに中国のネットユーザーが反発。このアイドルは謝罪し、中国での活動自粛を余儀なくされた。少女を追い込んだ責任は誰にあるのか。