毎回、○○が付く言葉、○○に関連する言葉といった具合にテーマを設けて、そのテーマに該当する「コトバたち」を紹介していくコラムです。登場語 に共通する背景を探ることで「社会を映し出す」ことを目指します。題して「社会を映し出すコトバたち」。どうか気軽にお付き合いください。
シリーズ
社会を映し出すコトバたち

完結
8回
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改元で起こる、コトバの出来事
2019年、平成が終わり、新しい元号が始まります。元号が変わると「新元号絡みの固有名詞が登場する」とか「旧元号が旧世代を象徴する言葉に変化する」といった影響も生じるものです。今回は「改元が言葉に与える影響」について探りま…
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2017年の新語十選
毎年、筆者が独自に選出している「新語新語」。今回はその2017年版を紹介します。選出したキーワードから「大きな構造変化」「笛吹けども踊らず」「分断と虚実」という3つのトレンドが見えてきました。
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20XX年問題があぶりだす、5つの社会的課題
2000年問題という言葉が広まって以来、20XX年問題と呼ばれる問題が毎年のように提起されるようになりました。今後、話題となる20XX年問題のうち代表的なものを紹介しましょう。後編の今回は2020年以降に起こる20XX年…
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2017年3月25日は大安? それとも仏滅?
かつて2000年問題が注目されてからというもの、「20XX年問題」と総称できる問題が相次いで提起されるようになりました。2016年以降の20XX年問題について、代表的なものを紹介しましょう。前編の今回は2019年問題まで…
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あのセンスプの源流はたぶんグッドプレイン
芸能報道で「センテンススプリング」という言葉が話題になりました。週刊文春の「文」と「春」をそれぞれ英語に直訳したフレーズです。俗語史にときどき現れる「直訳フレーズ」について振り返ってみましょう。今回はその後編です。
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センテンススプリングはルー語の匂い
芸能報道で「センテンススプリング」という言葉が話題になりました。週刊文春の「文」と「春」をそれぞれ英語に直訳したフレーズです。俗語史にときどき現れる「直訳フレーズ」について振り返ってみましょう。今回はその前編です。
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木から落ちる猿、尻を見て笑う猿
今年は申年(さるどし)ということで、語形や由来に「猿」が登場することわざや慣用句を特集しましょう。数々の事例を俯瞰すると「アジア文化と猿との興味深い関係性」が見えてきます。
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2016年の「元年」づくし
年末年始は要人やメディアがよく、◯◯元年というフレーズを使います。この◯◯元年というフレーズを追いかけることで、その年注目すべきトピックを発見することが可能です。この年末年始はどんな◯◯元年が登場したのでしょうか。
おすすめのシリーズ
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回