シリーズ
遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」

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フランス語と大阪弁、目を見て話せば
マニュエル・ルグリさんというクラシックバレエ界の巨匠がいる。幸運にも、彼をインタビューさせていただく機会を得た。それは、一流とは何か、について考えさせられる、貴重な機会となった。
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籠池氏のニヤリの奥にあるもの
それは国会の証人喚問で籠池泰典氏が、山本太郎議員の「梯子を外され、怒りを感じた政治家は?」といった質問に答えたときのことだった。私が着目したのは、繰り返される質疑の合間に、籠池氏がニヤリとした一瞬の表情の崩れだ。
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稲田防衛相に見る「出世女子」の未来
「社長になるか、社長夫人になるか、それが問題だ」。斎藤美奈子著『モダンガール論』の一節である。そして今、第三の道“出世女子”としてもがいているのが稲田朋美防衛相だ。小池百合子都知事と比較しながら、諸々考えたい。
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音まで味わう手料理、買います
正直に言おう、私はもう、お料理をするのが面倒になった。そこで、主婦の方に手料理を作ってもらう「仕事」をお願いした。これがもう、素晴らしい。ママ友ネットワークを活用して、事業化していただけたら、私はぜひ利用したい。
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「“出家”して何が悪い」
芸能界を騒がす「出家騒動」。様々な要素が複雑に絡まっているようだが、私は「日々に迷い、仕事に疲れ、死にたいと思った20代女性」の声として聞いてみた。「死を選ばない選択」をしたこと。それについては、よかったと思う。
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「おもてなし」の国は、いずこへ
漢数字の「二」が、美しいの「美」になる。お茶が出てこない。料理が後ろに置かれる。靴下が箱に収まらない。何を言っているのか分からないかもしれない。でも、すべては数日のうちに起こったことなのです。
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うちの兄は「昭和のダメ男」である
夫は、家では何もしません。会社では役員を務めているそうですが、本当に会社のお役に立っているのか正直、疑わしく思っています。(60代女性)
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「家族葬」は誰のもの?
新年早々こういうテーマはいかがなものかとも思いつつ、折しも私も経験することになった、最近の潮流としての"家族葬"などについて、あれこれ考えてみたい。
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昼下がりのサウナで「女性の壁」を妄想する
配偶者控除。103万円の壁が150万円の壁になり、女性の活躍を促すという。甚だ疑問だ。問題は103万円か150万円かではなく、200万円かでも300万円かでもない。なぜか、サウナであれこれ考えることになった。
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その鈍さ、ハラスメントにつき
もう数十年も連絡を取り合っていなかった男性から留守電が入っていた。なんてことない用事だったのだが、この、なんてことない用事って、そもそも近しい人に尋ねたり頼んだりするものではないか。
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ボブ・ディランに言いたいこと
その場に流されず、自分の意見を言うのは難しい。「それ、おかしいですよね」と切り出すだけでも度胸が要るのに、論理立てた異論で他人を説得できる話術となると、そうそうできるものではない。でも、言うべきことは言わなくては。
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録画しても見たい小池都知事
小池百合子・東京都知事の様子を知りたくて、ニュースを録画してみている。彼女の戦略やら、周囲の動きやら、いろいろな発見がある。国家規模の予算を持つ組織を女性が率いる「今」を、しっかり見ておきたいと思っている。
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坂上忍さんの「正座」
「最近の職場、和やかなのはいいのですが、何と言うか『良い緊張感』が失われているような。もちろんパワハラがいいというわけではないのですが、この私の違和感、うまく伝わりますでしょうか…」(40代男性)
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失われたトイレを求めて
家のトイレに不満があり、ショールームに出かけた。結論から言うと、私の求めるトイレは見つからなかった。残念なことだったが、ショールーム訪問に際して、あれこれ「?」と思うことがあった。
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坂上さんの怒りと上沼さんの苦言
「テレビで高畑淳子さんの会見を見て以来、もやもやが消えません。いろいろな感情がないまぜになって、それが整理できないまま、ずっともやもやしています。何とかならないものでしょうか」(40代女性)
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小池百合子知事は「嫌な女」か
小池百合子氏が東京都知事になった。政界界隈のあちこちから「嫌な女」という評判を聞く。面識はないので本当のところは分からない。が、この分かりやすいワードで括って、分かったつもりになっている人たちには、違和感がある。
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「最強妊婦」たちに映る絶望
子育てに不安を感じる女性たちが溢れている。深刻な問題だと言いながら、一向に解決に向かわない。例外は、一部の経済的に恵まれた女性たちかと思いきや、そこも何やら幸福感が薄い。
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「人前で人を殴る人」に備えよ
「名古屋のラジオ番組での暴力事件、驚きました。スタッフの目の前で、リスナーも聞いている中で、人を殴る。どうしてそんなことが起きるのか、うまく想像ができず、混乱しています」。そんな声を基に、諸々考えてみる。
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舛添氏の答弁はなぜあれほど怒りを買ったのか
「舛添氏の疑惑に怒っています。しかしふと、この怒りの大きさは、どこからくるのかと考えました。もっと大きな問題を起こした人もいましたが、これほどの怒りを感じていなかったような…」。怒りを買ってしまうポイントを整理してみます…
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なぜストーカー事件はなくならないのか
なぜストーカー事件はなくならないのか。一方的で理不尽な行為がエスカレートし、繰り返される悲劇には、いたたまれない気持ちだ。いざという時は、逃げるしかない。理屈が通らない状況にあっては、とにかく身を守ることだ。