シリーズ
ニュースを斬る

-
アウディの「レベル3」自動運転、実現はいつ?
独アウディは、世界で初めて自動車が主体となって運転できる「レベル3」の自動運転機能を搭載した新型車「A8」を発売する。ただ実際に機能を使うには法改正が必要。デジタル・モビリティ関連の法律対応の担当者に見通しを聞いた。
-
資生堂とらえるコーセー、磨きかける同族の感性
化粧品会社大手コーセーが2016年度の営業利益額で資生堂を抜いた。同族経営の強みを最大限発揮した「捨てる勇気」と「抜本的改革」が功を奏した。小林一俊社長に話を聞いた。
-
前川喜平氏独白「NHKや読売新聞には同情する」
今年5月、「行政がゆがめられた」として、一連の加計学園問題について“告発”に踏み切った前文科事務次官の前川喜平氏。会見に至るまでの経緯から、NHKや読売新聞の報道姿勢まで、率直に語った。
-
日産・西川CEO、「EVの航続距離競争は終わる」
日産自動車は9月6日、7年越しでフルモデルチェンジをしたEV(電気自動車)「リーフ」を発表した(国内での発売は10月2日)。1回の充電で走れる航続距離は400kmと初代の当初の2倍。だが、米テスラなど競合と比べると見劣り…
-
崖っぷちの民進党、「前原新代表」に早くも暗雲
民進党の新代表に就任した前原誠司氏は自民党に代わる受け皿作りを目指すと意気込む。だが、枝野幸男前幹事長が予想以上に得票を伸ばしたことで党の運営や持論の野党再編への道のりは不透明感を増している。党の溶解を防げるのか、時間と…
-
Jアラートで我々は何を警戒すべきなのか
8月29日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルが太平洋に着弾した。このとき、東日本各地で「Jアラート」が作動したが「範囲が広すぎる」と批判が上がった。また、数分前の警報では対処できないという指摘もある。批判は妥当なのか。
-
北朝鮮の核実験と日本を飛び越えた弾道ミサイル
北朝鮮が1年ぶりに6回目の核実験を強行した。1週間前には北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本列島を越えた。北朝鮮を巡る情勢が緊迫度を高める中、私たちは今、これらの行動をどのように捉えるべきなのか。
-
[特報]英アストラゼネカ、第一三共に買収提案
巨大製薬企業の英アストラゼネカが、第一三共に買収提案していたことが明らかになった。成立すれば、買収額が1兆円規模に達する超大型M&A。世界的な製薬再編の波がついに日本にも及び始めた。
-
開始直後に運営停止・炎上した「CASH」が再開
個人が所有する品物を即座に現金化できると話題になった「CASH」。サービス開始直後に運営を停止したことで炎上騒動に発展した。これまで沈黙を守ってきた運営会社バンクの光本勇介CEOが、胸中を語った。
-
料理動画のクラシル、圧倒的支持の意外なワケ
ベンチャー企業のデリーが運営する料理レシピ動画サイト「クラシル」。サービス開始からわずか1年半で、月間1億回以上再生されるメディアへと成長した。「コンテンツの競争優位性はない」。堀江裕介CEOが語った意外な理由とは。
-
23区の大学定員抑制では地方創生はできない
文部科学省は8月、東京の私立大学の定員増抑制の告示案を公表した。地方大学の経営悪化や撤退を防ぐためとされるが、このトランプ大統領のような「保護主義」は日本の大学の質を低下させ、真の地方創生戦略に反するものである。
-
トヨタとマツダ、尖ったEVつくれるか
2017年8月4日、トヨタ自動車はマツダと資本業務提携すると発表した。トヨタは5.05%のマツダ株を、マツダは0.25%のトヨタ株をそれぞれ購入して持ち合う。米国での完成車生産の合弁会社を設立し、EV(電気自動車)を共同…
-
内閣改造、権力維持に向けた安倍首相の狙い
安倍首相が内閣改造・自民党役員人事を行った。内閣支持率の下落が続く中、手堅い布陣で「リセット感」を演出し局面打開を図る考えだが、先行きは不透明だ。安倍首相が周辺に漏らした言葉などから今回の人事のポイントを読み解く。
-
ソニー、「悲願の5000億円」へ一歩前進
ソニーが1日発表した2017年4~6月期決算は、営業利益が過去最高を更新し、通期で20年ぶりとなる「営業利益5000億円」に向けて堅調な一歩を踏み出した。だが、会見に臨んだ吉田憲一郎副社長兼CFOは「危機感を失うことが最…
-
誰が百貨店を殺すのか
百貨店業界がかつてない苦境に陥っている。かつて隆盛を誇った「小売業界のキング」が緩慢な死に向かいつつあるのはなぜか。
-
「安倍離れ」より深刻な「蓮舫離れ」
内閣支持率の下落が続いている。支持率の早期の立て直しは見通せないが、窮地の安倍首相に助け船を出す形となっているのが野党第1党、民進党の混迷だ。蓮舫代表は執行部の刷新などで打開を図る構えだが、茨の道が待ち受けている。
-
犬養道子氏「天窓は開かれていた」
評論家の犬養道子さんが7月24日、96歳で亡くなりました。犬養さんは、「五・一五」事件で暗殺された犬養毅・元首相の孫で、世界の難民救済などに尽力する一方、『お嬢さん放浪記』など多数の著作で知られます。日経ビジネスは201…
-
日野原重明氏「死はGoodbyeではない」
日野原重明氏が105歳で亡くなりました。「東京オリンピックのとき、私は109歳なわけですが、いまからその準備を…」という夢はかないませんでしたが、日野原氏の言葉は今後も多くの日本人に影響を与え続けていくでしょう。
-
アウディの自動運転、何ができ、何ができない?
高級自動車大手の独アウディが7月11日に発表した、旗艦車「A8」の新型モデル。世界で初めて「レベル3」に相当する自動運転機能を搭載しているが、フル機能が利用できるかは、その国の法制度によって異なる。
-
再編に取り残された会社は、どう生き抜くのか
JXTGと出光・昭シェルの「2強」に再編された大手石油元売りで、取り残された形となったコスモ。需要が減少するなど経営環境も厳しさが増している中、難しい舵取りを任された経営トップは、この荒波をどう乗り切ろうとしているのか。