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ニュースを斬る

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コインチェック、仮想通貨580億円消失のその後
仮想通貨取引所大手のコインチェックは1月26日、利用者から預かっている約580億円相当の仮想通貨「NEM」を外部からの不正アクセスによって失ったと発表した。深夜の記者会見と「その後」を追った。
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トランプ政権1年、政治コンサルがつけた通信簿
トランプ大統領は米国政治のスタイルをひっくり返し、この1年で”ニューノーマル(新常態)”が醸成された。最初の1年で成し遂げたことと2018年の見通し、さらに日本企業に対する影響について、米国の専門家が分析した。
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トランプ政権の評価は「良」、よくやっている
ドナルド・トランプ政権の誕生から1年。ジェットコースターのように揺れ動いた1年間の実績に米国の識者にどんな「通信簿」をつけたのか。今回は保守系シンクタンクのヘリテージ財団、ジェームス・カラファノ副所長に聞いた。
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「フレンチテック」の存在感はさらに拡大
米ラスベガスで1月9~12日の日程で開催されたコンシューマーエレクトロニクス見本市「CES 2018」。スタートアップのブースに向けると、フランス勢の存在感が目立った。スタートアップが集う「Eureka Park」のフレ…
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トヨタは“モビリティ版アマゾン”を目指す
トヨタ自動車は1月8日、米ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で新たなコンセプトカー「e-Palette」を発表した。そこからは、“プラットフォーム企業”に生まれ変わろうとするトヨタの…
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[新春放談]安倍政権は既得権益をぶっ壊せ
経済同友会の小林喜光代表幹事とアジア成長研究所の八田達夫所長の新春対談。後編では、定期採用の見直しや移民の受け入れなど、痛みの伴う労働市場の改革についても議論が及んだ。
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[新春放談]今年こそ通念を破壊する
順風の年――2018年の経済見通しをそう表現する記事が目立つ。この好調期に日本は何をすべきか。それが平成の次に続く時代の、日本の未来を決するだろう。そこで日経ビジネスオンラインでは、経済同友会の小林喜光代表幹事とアジア成…
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100万部!『君たちはどう生きるか』旋風のワケ
『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス刊)がついに100万部に達した。構想5年、企画から発売まで約2年。大ヒットに至るまでの試行錯誤と葛藤を、漫画家の羽賀翔一氏に聞いた。
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中国イニシアチブ──姿を現した習近平の狙い
「世界の工場」「巨大市場」として、経済に大きな存在感を占めるに至ったこの国が、次に狙うのは精神だ。対話会では「中国イニシアチブ」が採択された。紅い中国が世界を染める狙いを覗かせる日がやってきたのだ。
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総合スーパーは“ドンキ化”で売上高を2倍に
今年8月にドンキホーテホールディングスと提携を結んだユニー・ファミリーマートホールディングス。根強いデフレマインドのなか、厳しさを増すGMS(総合スーパー)業界をどう生き抜くか。高柳浩二社長に今後の戦略を聞いた。
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トランプ大統領の「クリスマスプレゼント」
トランプ米政権による大型減税法案が成立する見通しとなった。規模は10年で約170兆円。トランプ大統領は、これまでオバマケアの撤廃失敗や、メキシコ国境での壁の建設の頓挫など、公約実現の成果がないに等しい状況だっただけに、税…
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税制改正、「2800億円増税」の舞台裏
12月14日に自民、公明両党が決定した2018年度の与党税制改正大綱は個人の増税が相次ぐ一方、企業向けの減税措置を多く盛り込んだ。差し引きで年間約2800億円の増税となる。働き方の多様化への対応や賃上げ促進などの目的が語…
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トランプと共和党、“赤い州”でまさかの敗北
米アラバマ州で行なわれた上院議員の補選で、共和党のムーア候補が敗退した。上院の勢力図は共和51議席、民主49議席となり、共和党にとって厳しさがいっそう増す。だが共和党にとって同氏は内なる敵。このため税制改革を急いで経緯も…
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メルカリの変節、山田進太郎CEOの反省
月間出品数100万点超、月間流通総額100億円超。国内唯一の「ユニコーン」との呼び声高いフリマアプリ大手のメルカリが、大幅な軌道修正に打って出た。変節の背景や思いを創業者の山田進太郎会長兼CEOが語った。
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アマゾン、クラウドも“オープン化”戦略鮮明に
クラウド市場で3割のシェアを持つAWS(米アマゾン・ドット・コムのクラウドサービス子会社)が11月末に米国・ラスベガスで大型イベントを開催した。集まった4万3000人を超えるユーザー企業やデベロッパーのエンジニアに何を示…
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全世代に忍び寄る「健康格差」の厳しい現実
日経ビジネスオンラインは、NHKスペシャル取材班などとともに新書「健康格差」全文公開プロジェクトの第一弾として、その実態に迫る第1章を無料で公開する。多くの経営者やビジネスパーソンにとって、健康格差の問題は無視できないと…
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どう対峙する、「中国流グローバル経済」
APECで習近平国家主席が演説し「開放的な地域経済の構築を進める」と説いた。だが東南アジアのインフラ開発案件で、官民一体となり、リスク度外視で乗り出す姿は「開放」や「公平」とは似つかわない。中国流の「開放的な地域経済」に…
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「ソニーの医療はブレない」
2018年3月期に20年ぶりの営業最高益が視野に入るソニー。好調なカメラや医療機器などの事業を統括する石塚茂樹執行役が日経ビジネスなどのインタビューに応じた。オリンパスと共同出資会社を設立して参入した医療分野では、「20…
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安倍政権の追い風になる「TPP11」
米国を除くTPP参加11カ国が新協定の締結で大筋合意した。自由貿易圏としての規模は小さくなるが、ほかのメガFTA交渉を刺激し、トランプ米政権への有効な交渉カードにもなり得る。メガFTAを成長戦略の柱に掲げる安倍晋三政権に…
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セブンイレブン連続増収、ついにストップ!
62カ月連続で前年比プラス――。セブン-イレブン・ジャパンが誇ってきた前人未到の増収記録が途切れたことがわかった。10月の既存店売上高が速報値で前年同月比99%前後にとどまり、63カ月ぶりのマイナスとなった。これを機に、…