シリーズ
ニュースを斬る

-
サイバー部隊が狙う、日本企業の“盲点”
日経ビジネスの取材で明らかになった、16億件ものパスワード流出。大量に情報が漏洩した背景には、大きく2つの理由がある。メガバンクや大手損保でサイバー防衛に取り組む責任者など、国内外の情報セキュリティー専門家に放しを聞いた…
-
スクープ パスワード16億件の流出を確認
日本を代表する企業で働く社員の情報が、大量に流出していることが日経ビジネスの取材で明らかになった。確認したのは、メールアドレスとパスワードの組み合わせを記したリストだ。
-
スクープ解説 流出が空前規模に拡大した理由
日経ビジネスが確認した、膨大な数のメールアドレスとパスワードの組み合わせリスト。総計は16億件に達する。ソニーやトヨタ自動車で働く社員の膨大な情報はなぜ漏洩したのか。取材を通じて見えてきたのは、企業の周辺に潜む「抜け穴」…
-
スクープ デサントがワコールと提携
デサントとワコールホールディングス(HD)が業務提携することが日経ビジネスの取材で明らかになった。両社は今後、資本提携に踏み込むどころか、経営統合も視野に入れているという。アパレル界での新連合の誕生。その裏にはデサントが…
-
スクープ解説 伊藤忠はなぜこだわるのか
スポーツウエアと下着という異色の組み合わせとなるデサントとワコールホールディングス(HD)の業務提携。引き金は、デサントの筆頭株主の伊藤忠商事が買収を提案したことだった。なぜ、伊藤忠はそこまでデサントにこだわるのか。
-
スクープ スズキ、中国合弁解消で合意
スズキと中国の国有自動車大手、重慶長安汽車が合弁事業の解消で基本合意したことが日経ビジネスの取材で明らかになった。合弁会社は競争激化で販売が長く低迷していた。スズキは中国でのもう一つの合弁事業も今年解消しており、これで世…
-
スクープ解説 スズキが中国に見切りをつけるワケ
スズキと中国の重慶長安汽車が合弁事業の解消で基本合意したことが日経ビジネスの取材で明らかになった。世界最大市場に見切りをつけるスズキ。経営資源が限られる中堅メーカーの限界が透ける。
-
消費者物価指数より「動学的価格指数」の導入を
消費者物価指数(CPI)は静学的価格指数で、正しいインフレ動向を捉えることができない。筆者らが考案した動学的価格指数で分析すると、日本経済は2013~14年にデフレを脱却していたことがわかった。
-
トルコ大統領が不買呼びかけてもアップルは盛況
米国との対立から、トルコ経済が混乱している。トランプ米大統領の「制裁」発言から通貨リラが対ドルで急落し、一時は年初から下落幅は4割以上となった。トルコの経済や生活には、どのような変化が生じているのか。最大の都市イスタンブ…
-
トルコ・リラ暴落を招いた“もう一つの暗闘”
トルコの通貨「リラ」が暴落している。年初の1ドル1.8リラが7.2リラまで落ち込んだ。米国人牧師をめぐる米国とトルコの確執に加え、トルコの国営銀行が対イラン制裁破りに関与した容疑が背景にある。強権的な性格を持つ両国の大統…
-
御手洗会長が明かす、ラグビーW杯の真の価値
国内開催のラグビーワールドカップ(W杯)の開幕まで1年と少し。来場者に比較的富裕層が多いとされる同イベントを、日本社会はどう活用すべきか。大会組織委員会会長の御手洗冨士夫氏(キヤノン会長)に聞いた。
-
大塚家具、自力再建困難に、身売り交渉大詰め
経営不振が続く大塚家具がスポンサー企業探しを進めていることが、日経ビジネスの取材で明らかになった。2015年、実父の大塚勝久氏との経営権を巡る争いに勝利した久美子社長の経営が、苦境に陥っている。だがスポンサー探しも、交渉…
-
副業が壊す、もう1つの「戦艦大和」
大副業時代の到来が日本企業や社会に迫るものは何か。昭和女子大の八代尚宏特命教授は戦後しみついてきた日本的雇用慣行の変革につながると話す。副業拡大の真の意味合いと効果を聞いた。
-
カルビー、ポテトチップス“準定番”の難しさ
読者と共に作る新しいメディア「日経ビジネスRaise」。カルビーと一緒にポテトチップスの新商品開発を目指す議論が始まった。続々とアイデアが集まる一方で、メーカーと消費者の意識の差も垣間見えた。
-
スクープ 富士通が携帯販売事業売却へ
富士通が携帯販売事業を売却することが日経ビジネスの取材で明らかになった。カーナビ、パソコン、インターネット接続、そして、携帯端末の開発・製造に続く個人向け事業の売却だ。これで個人向け事業からの撤退がほぼ完了する富士通はこ…
-
スクープ 旭化成が1000億円超のM&A
旭化成が大型のM&A(合併・買収)に乗り出す。買収するのは自動車の内装部品を手掛ける米企業。買収額は1000億円超とみられる。今後も拡大が見込まれる自動車関連分野を強化するのが狙いだ。
-
本田圭佑、現役続行か否かは「7月末までに結論」
サッカー日本代表で投資家の本田圭佑氏が7月16日、日経ビジネスの取材に応じ、現役続行に関して悩める心のうちを吐露した。2020年の東京五輪・パラリンピックを目指すかどうか、「7月末までには結論を出したい」と述べた。
-
W杯で団結、EU離脱で分裂する英国の未来
英国が涙と怒りに包まれた1週間だった。イングランドがワールドカップで28年ぶりにベスト4に進出。準決勝で敗れ、悔しさや誇らしさで涙する人がいた。一方のEU離脱に関しても急展開。メイ首相がようやくまとめた離脱方針に反発し、…
-
意見分かれた出光創業家の「兄弟」
出光興産と昭和シェル石油の経営統合が正式に決まった。統合に反対を続けてきた出光創業家が賛成に転じたことが背景にあるが、よく見ると、創業家内でも意見が最後まで分かれていた。
-
スクープ ヤフーが2000億円の自社株買いへ
ソフトバンクグループでポータルサイト国内大手のヤフーが2000億円規模の自社株買いを検討していることが日経ビジネスの取材で明らかになった。米投資会社のアルタバ(元・米ヤフー)から、発行済み株式数の約1割に相当する株を買い…