日経BP社の媒体の中から、読者の反響が高かったものを厳選し、『日経ビジネスオンライン』で公開します。
シリーズ
Special Report

完結
91回
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増える「出戻り」社員 “超即戦力”の生かし方
入社した会社を退職してから、その後、復帰する「出戻り」社員が増えている。企業も転職や進学など自己都合退職者も受け入れ、“超即戦力”として期待する。とはいえ、まだまだ終身雇用の慣習が色濃く残る日本。出戻り社員を生かすにも工…
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求人増も甘くはない…オーバー40転職のツボ
転職市場で長くいわれてきた「35歳限界説」が崩れ始めている。経験とスキルを持つ中高年に対する企業の採用意欲は高まり、求人数も増えてきた。もちろん誰もが転職できるほど甘くはない。成功するためのツボを探ってみた。
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電車も宅配も滞る 「混雑五輪」高まる懸念
遅れる電車、届かぬ宅配便……。東京五輪で交通網がパンクする懸念が高まっている。平時から混雑する首都に、五輪関連の約1000万人もの移動が加わるとどうなるか。観光立国を目指すうえで避けて通れない課題だが、対策は遅れている。
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リーマンからの10年が現場を鍛え直した
世界を襲った信用収縮の波。日本の製造業も無縁ではいられなかった。需要は蒸発し、造るモノがなくなり、在庫は積み上がるばかり。急激な需要変動に耐えられるように現場を鍛え直した10年だった。
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起業のリアル 仲間、資金、顧客が全て
イノベーションの担い手として期待されるスタートアップ。メルカリの大型上場を受けて、「起業」のリターンに注目が集まっている。 最近の起業家たちはなぜ、どうやって会社を興しているのか。「起業のリアル」を追う。
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消費者のルールは「所有」から「利用」へ
リーマンショック後に強まった節約志向で、消費者の財布のひもは固い。とりわけ消費の主役になろうとする若者の心をつかむのに企業は必死だ。「所有から利用」「コミュニティー化」などの変化への対応が欠かせない。
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進む雇用の多様化、派遣労働者に新たな“区分”
派遣「雇い止め」を起こしたリーマンショックを機に日本の雇用は一変した。正社員と派遣が減少する一方、女性と高齢者、外国人は大幅に増加。急激なリストラは構造的な人手不足を覆い隠し、その後に禍根を残した。
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危機でも保守経営、世界に出遅れた金融業界
「100年に1度」の金融危機を引き起こしたリーマンショックから10年。当初は影響が薄いとみられていた日本経済も大きな痛手を負った。各業界で起こった「変化」を検証する。初回は震源地の金融だ。
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異業種企業の参入相次ぐ食品機械市場
食品機械市場に異業種企業の参入が相次いでいる。得意の「技」を人手不足で需要が高まる食品機械で生かせるからだ。調理をする機械だけに、切ったり、つかんだり、包んだりと、必要な技術の幅は広い。
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日本のサプライヤーの逆襲が始まった
自動車など完成品メーカーを頂点とするピラミッド型の産業構造が崩れ始めている。技術や品質に磨きをかけ、リスクをいとわず新たな顧客開拓に挑む「下請け企業」の増加が背景だ。仕事を請け負うだけの下請けから、対等な関係へ―。「脱・…
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葬式なし、散骨、IT化…変わるニッポンの葬送
守る人がいなくなり打ち捨てられる墓、通夜も弔問客もない葬式。日本の葬送の風景は近年、大きな転換点を迎え、葬送業への新規参入も増えている。だが選択肢が増える中でも、家族と「死後」に向き合えば、納得のいく「最期の買い物」がで…
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面接で嫌われる就活生、印象悪くする面接官
就活生は選考の落選結果は知らされるが、理由のフィードバックはない。選考会場で嫌われる振る舞いをしていても気づかず、何度も同じ失敗をしがちだ。面接官も同じ。企業イメージを落とす「ダメな面接」をしている人は同じ過ちを繰り返す…
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思わず入社したくなる内定辞退を防ぐ技
企業にしても学生にしても、就活は、内定を出し、受け取ればそれで終わりではない。企業は内定辞退を防ぎ、学生は本命企業以外の内定を断る局面が待ち構えている。最新の内定辞退防止策と、禍根を残さない内定辞退法を紹介する。
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インターンだけではない、学生と企業の出会い方
企業と学生の出会い方は今や、「エントリーシートとインターンシップ」だけではない。企業と学生をつなぐ様々な新サービスが生まれ、採用活動の多様化も進む。新たな選考ルートを活用せずして理想の就活は実現しない時代になりつつある。
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「株価10倍企業」1位はRIZAP、強みの共通項は
アベノミクス開始後の5年半に株価が10倍以上に大幅上昇した企業が67社ある。約2.2倍の日経平均株価を超えるこれら企業は独自の強みを構築している。コスト競争や人手不足を背景に進む人材ビジネス、先端技術での協業拡大など、日…
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面接官は「スタバでバイト」ネタに飽きている
大学3年・大学院1年生対象の2020年就職活動、通称「20採用」。学生・企業に選考のポイントを紹介する恒例連載企画の1回目のテーマは、面接のネタだ。学生には「面接で受けるネタ」を、企業には「ネタの内容から学生の本質を見る…
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進む資金繰り革命、フィンテックで中小企業救え
中小企業にとって、資金繰りは昔も今も会社の存続に関わる最大の悩みだ。その悩みを金融とITを融合したフィンテックで解決しようという新たなビジネスが続々と立ち上がっている。より安く、より早く──。広がる資金繰り革命の最前線を…
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夢見るほど甘くない、シニア起業の落とし穴
いずれ来る人生100年時代。定年や早期退職をした後、起業を検討するシニアが増えてきた。会社員人生で嫌な仕事も我慢してやってきた分、“一国一城のあるじ”を夢に見るシニアも少なくない。気を付けたいシニア起業の落とし穴とは。
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早くも「保育園余り」時代 民間企業が競争を主導
利用者数なら70万人、市場規模では1兆円を超えるプラス──。政府の強力な後押しを受け、短期間に急成長している「産業」が保育だ。推進役となるのは企業による参入。保育は、どう変わるのか。
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車検ビジネス、5兆円市場で見た闇
自家用車の保有者が定期的に通す車検。その費用の高さに驚くことはないだろうか。昨年の自動車大手の完成検査問題の背後にも、この車検制度が深くかかわっている。そもそも車検って、何で必要なんだ? 実車を持ち込んで実態に迫ってみた…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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