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シリーズ
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完結
21回
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EVに経営資源はかけられない
トヨタ自動車とマツダは8月、資本提携することで合意した。約500億円相当の株式を互いに持ち合う。電気自動車(EV)のプラットフォームを共同開発するほか、米国に年間30万台の生産能力を持つ完成車の生産合弁会社を設立する。
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「研究者の頭脳と時間を違うことに使いすぎ」
私が日本の弱点だと思うのは「ムダを省く」という掛け声が大きすぎるということです。教員もただただ忙しそうに働き続けなければならず、研究者が考えを深める時間がないような社会になっている気がしますね。
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「日本は若い研究者の待遇があまりにひどい」
これは若者が研究に興味がないわけではなく、日本の研究者、特に若い研究者に対する待遇があまりにもひどいことが直接影響していると思います。博士課程に進むと人生のリスクを背負ってしまうような社会こそが問題です。
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「間違いの原因を知りたくて」がノーベル賞に
当時考えたことは、間違えてはいけないということでした。私が大間違いをすると、小柴先生や戸塚先生が築いてきた信頼を失ってしまう。実験グループ全体の信頼も失ってしまいます。
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科学者としての素養は満州の中華料理店で培った
幼い頃、いろいろなことに妙な関心を持っていましたね。今でも覚えていることがあります。満州にいた5、6歳の頃、私はギョーザが好きで、よく中華料理店に行ったんですよ。その厨房で、料理人がラーメンの麺を作っていたんです。その麺…
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30年後にも強い技術立国であるためにすべきこと
「オープンイノべーション」という言葉は、5年ほど前から経済産業省が使い始めた用語です。イノベーションを積極的に他者から取り込む(オープン化する)、といった意味の言葉として使われていました。
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博士が必要とされる社会に、ノーベル賞根岸氏
アメリカでは博士の学位を取ってから研究職に就くシステムが古くから確立しているので、自分がトップの人間だと思ったら、自ら博士課程に進んできました。また企業に入って博士号を持ってないと、惨めな思いをする。ただ、博士号が研究に…
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ノーベル賞根岸氏「実験がヘタだったから」
科学とイノベーションの最先端を行く“賢人”たちと意見を交わし、日本の現状と未来について共に考える本連載。対談の2人目は、有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリングによって2010年のノーベル化学賞を受賞した根岸英一…
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ノーベル賞天野氏、「もっと研究に集中したい」
研究に集中したい人と、社会と連携する活動やマネジメントをする人が必要です。山中伸弥さんは、京都大学iPS細胞研究所でリサーチ・アドミニストレーターを採用されて、研究・開発のマネジメントを実際にやってもらうようにしました。…
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世界で戦うのに足りないこと、ノーベル賞天野氏
世界と戦うという目で見ると、もっともっと変化のスピードを上げないといけないですよね。先日訪問した香港やシンガポールの大学はすごくランキングが上がっています。スピードがまず速い。どんどん社会の要請に応えて変えていく雰囲気が…
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ノーベル賞天野氏、「1500回失敗しても続けた」
科学とイノベーションの最先端を行く“賢人”たちと意見を交わし、日本の現状と未来について共に考える本連載。対談の1人目は、青色LEDに関する研究でノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学教授の天野浩氏である。
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電動パワステへの要求が厳しい車メーカーとは
ジェイテクトは前身の1社、光洋精工が1989年に世界初のEPS(電動パワーステアリング)を開発した、EPSのパイオニアである。この世界初のEPSを開発した経緯がなかなか面白い。
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2022年に統合制御ECUを実用化
独ボッシュは、コネクテッドカー市場が今後5年で年率25%近い成長を遂げると予測する。車載エレクトロニクス事業を統括するクラウス・メーダー氏に、動向や開発戦略を聞いた。
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ミリ波レーダーだけで歩行者を検知
歩行者の認識にはカメラが必須――。こうした常識が崩れた。独フォルクスワーゲン(VW)は新型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「ティグアン」にミリ波レーダーだけで機能する歩行者検知システムを搭載した。
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次期「プリウスPHV」、走行性能が一気に向上
トヨタ自動車が、プラグインハイブリッド車(PHEV)の新型「プリウスPHV」を日本で初めて公開した。2016年冬に発売を予定しており、電気自動車(EV)走行の距離を延ばし、走行性能を向上させたのが特徴である。
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ソフトバンクが自動運転市場に参入
ソフトバンクが自動運転車を使うサービスの事業化に乗り出した。自動運転技術を開発する東京大学発のベンチャー企業と合弁会社、SBドライブを設立。年内に実証実験を始め、2018年をめどに地方での商用サービスを展開する計画だ。
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日産「セレナ」、高速道路の渋滞追従に対応
日産自動車は8月24日、高速道路の単一車線上での運転を支援する「プロパイロット」を搭載した新型ミニバン「セレナ」を発売する。渋滞走行など低速域でも、アクセルやステアリング、ブレーキを自動操作するのが特徴だ。
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テスラの技術トップ、「次期モデル3とその先」
米テスラ・モーターズのカリスマ経営者・イーロン・マスク氏。その相棒として、マスク氏のビジョンを技術で形にしてきたのが同社CTOのジェービー・ストローベル氏だ。同氏にこれからのテスラの開発の方向性を聞いた。
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ホンダが2モーターHEVを大幅刷新
ホンダは、2モーター式ハイブリッド機構「i-MMD」を刷新し、ミニバン「オデッセイ」に採用した。「アコードハイブリッド」に搭載する従来品を改良し、コストを大きく下げた。主要部品を外注し、増産しやすい体制も整える。
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「プリウス」の新駐車支援機能を解剖
トヨタ自動車が、新型「プリウス」に搭載した駐車支援機能が画期的だ。カメラを使わず、超音波センサー(ソナー)のみで実現し、価格を安くした。自動車専門記者が同技術に迫る。
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話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
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グルメサイトという幻
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
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テスラが仕掛ける電池戦争
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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