シリーズ
クルマのうんテク

-
軽の技術で進化した新型「パッソ/ブーン」
トヨタ自動車/ダイハツ工業の新型「パッソ/ブーン」には2つの理由から注目していた。1つは、トヨタとダイハツの共同開発から、ダイハツの単独開発になったこと。もう1つは、レンタカーとして借りた先代のパッソが意外によく走ったこ…
-
スズキは“不正”をしたのか
スズキの何が問題だったのか? 法令に規定されたやり方で測定していないという点で、「法令違反」であることは明らかなのだが、では“不正”なのかというと、そう言い切るにはためらいがある。
-
三菱との電撃提携で「ゴーン・マジック」再演?
カルロス・ゴーンという経営者の能力に、背筋が寒くなるほどの凄みを感じた。今回の三菱自動車との電撃提携についてだ。筆者自身、日産が救済の手を差し伸べるとは全く予想していなかった。
-
マツダの新技術を勝手に命名!「SKY楽TIV」
マツダの新世代技術「SKYACTIV」の最新成果の発表会に参加した。まだ商品化の時期も、搭載車種も公開されていない段階で報道関係者に試乗させるというのは異例。開発したマツダも、この技術をどうアピールするか思案しているよう…
-
またもやトヨタと正反対、ホンダのFCV
またもやトヨタとホンダの選択が正反対になった。以前、ダウンサイジングエンジンで、両社が正反対の判断をしたと書いたが、同様のことが、今度は燃料電池車(FCV)で起こったのだ。
-
やり切れない三菱自動車の燃費偽装
やはり、書かなければならないだろう。三菱自動車の燃費不正事件のことだ。規模の小さい完成車メーカーがこの厳しい競争環境の中で生き残っていくことが、いかに厳しいかをひしひしと感じたからだ。
-
似ている? “次世代スバル”と「SKYACTIV」
最近元気がある完成車メーカーといえば、マツダと富士重工業だろう。国内生産比率の高い両社は円安の追い風もあって好業績だ。その富士重工業の快進撃の源はといえば「選択と集中」にある。
-
すべてが滑らかな新型アウディ「A4」
今回取り上げる独アウディの新型「A4」も、同社の中核車種となるCDセグメントのセダンだ。今回の約8年ぶりの全面改良では、クルマの土台となるプラットフォームだけでなく、エンジンや変速機まで全面的に一新されている。
-
電動車両っぽくない「ハイブリッドオデッセイ」
今回紹介するのはホンダの「オデッセイハイブリッド」だ。5代目となるオデッセイは、2013年10月に全面改良されたが、約2年半経過してからハイブリッド仕様が追加されたことになる。その実力はというと?
-
晴れてハイブリッドを名乗るスズキ「イグニス」
スズキの新型車「イグニス」は、東京モーターショーに出品されたときから注目していた。デザイン的には、過去のスズキ車のモチーフを取り入れており懐かしい感じがする。そして最大の特徴は「マイルドハイブリッド」を搭載していることだ…
-
運転好きお父さん向けミニバン「トゥーラン」
最近欧州メーカーから相次いでコンパクトで比較的背の低いミニバンが発売された。その1つが、独VWが1月に発売した新型「ゴルフ トゥーラン」だ。運転の楽しみを捨てたくないお父さんたちに恰好のクルマだ。
-
テスラで手放し運転の誘惑に駆られる
米テスラ・モーターズのEV「モデルS」は、日本の公道を走れるクルマとしては初めて「手放し運転」を可能とする機能を備えている。今回、そのモデルSに実際に試乗する機会があり、自動運転機能を体験してみた。
-
トヨタの自動運転、知られざる開発方針転換
1月に開催された自動車関連のイベント。その技術セミナーで、自動運転について講演したトヨタ自動車のエンジニアの言葉に、筆者は耳を疑った。それは、これまでのトヨタの開発方針から、逸脱したものだったからだ。
-
意外と早い? VWの復活
年初の1回目は、トヨタとVWの今後について占ってみたい。VWに関していえば、復活は意外と早いのではないかと筆者は思っている。その根拠の1つとして、VWの販売にそれほど大きな影響が出ていないことが挙げられる。