シリーズ
目覚めよサプライチェーン

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サプライヤー管理はアップルを真似すべき
CSR調達を迫られる日本企業は、サプライヤーの管理レベル向上を実践しなくてはならない。今回はそのような日本企業に参考となるアップルの取り組みを紹介する。
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「ポケモンGO」がマーケティングにもたらす衝撃
「ポケモンGO」の騒ぎが止まらない。これだけ人が集まると、それを商業利用しようと考える企業が出てくる。実際、先行発表された米国等では、実際にその動きが加速している。ポケモンGOはマーケティングに変化をもたらすものだ。
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CSRリスクは事後対応こそ重要だ
CSRにまつわる問題が企業名をともなってマスコミ報道された場合どうするべきか。多くの日本企業は、事実関係の確認を最優先させる。しかし、優先すべきは、自社に責任があるのかどうか、報道が事実かどうかではないのだ。
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仮想通貨革命はサプライチェーンにも起きるか
BtoC、CtoCの世界で起きたインターネット上での支払い革命は、フィンテックと呼ばれBtoBでも変革をもたらした。決済サービス等に、最新IT技術を使って効率性を高める。ではこれは、サプライチェーンの世界には何をもたらす…
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根拠なき2社購買より確信のある1社購買を目指せ
多くの企業が2社以上の複数社購買体制を目指しているが、大きな災害が発生するたびに「サプライチェーンの寸断」がニュースとなる。それならば、いろいろなポイントをクリアしたうえで、1社構築体制を狙った方が良いのではないだろうか…
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英国離脱でサプライチェーンの何が変わるのか?
英国がEUを離脱することを決めた。離脱国が増えないよう、EU各国は英国に対して強硬な姿勢を取ることになるだろう。このようなことを踏まえ、英国離脱が各社のサプライチェーンにどのような影響を与えるかを考えてみたい。
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車両への過積載が断絶するサプライチェーン
過積載の大型トレーラーを高速道路で走行させたとして、運送会社が告発された。この事件は、サプライチェーンを管理する調達・購買部門や物流管理部門にも、大きな影響を及ぼす。過積載は、大きく2つの問題を引き起こす。
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アディダスに見る生産回帰の不都合な形
アディダスがドイツの新工場で自動化を進め、革命をもたらすと宣言した。この取り組みはいくつかのキーワードにおける象徴になるかもしれない。「インダストリー4.0」、そして「工場のロボット化」、ならびに「生産回帰」だ。
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脆弱なサプライチェーンの「メリット」とは
アドヴィックスの工場で爆発事故が起きたことにより、トヨタ自動車とスズキが工場の稼動を停止した。このようにあサプライチェーンの脆弱性が改善されていないとの指摘が依然として多い一方で、その脆さゆえにメリットも存在している。
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5大有名「人種差別CM」に学ぶ
今回はこれまで話題になった、人種差別的CMを取り上げてみたい。考えたいのは、過剰に反応することなのか、である。個人的感想はできるだけ少なめにし、最終的には読者の判断に委ねたいと私は思う。
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企業努力だけでは食品ロスが減らない理由
富山市で開催されたG7(主要7カ国)の環境大臣会合では、温暖化対策とともに「食品ロス」の問題がクローズアップされた。今回は日本における食品ロスを、サプライチェーン的視点で分析し、その解決策を探る。
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iPhoneは成長限界、脱皮して何を目指すのか?
アップルが安価な中国製スマートフォンに押されて失速している。これに伴い、スマートフォン、とくにiPhoneを収益の柱として位置づけてきたメーカーの業績も低調気味だ。日本勢、海外勢問わず、この傾向が見て取れる。
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なぜ大災害でサプライチェーンが断絶するのか
大きな災害のたびに繰り返されるサプライチェーンの断絶、じつは平時にその兆候が確認できる。日本企業の抱えるさまざまな問題が、災害時におけるサプライチェーンにも大きな影を落としている。
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震災で露呈したクライシスマネジメントの重要性
熊本を襲った地震が、各社の生産に影響を及ぼしているものの、その復旧は驚くほど速かった。ただし、これらは震災“事後”の話。“事前”のリスク対策という点では、やはり限界があるのだろうか。
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被災者に支援物資が届かない本当の理由
テレビでは連日被災地へ支援物資が届かずに、困窮する被災者の様子が報道されている。こういった状況はなぜ発生するのだろうか。現在発生している事態は、サプライチェーンを構成する機能を確認すれば説明できる。
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熊本地震、なぜサプライヤー寸断が再び起きた
「サプライチェーンは東日本大震災以降、この5年で進化したのか」といった内容のアンケートを関係者5400人に実施した。様々な施策が講じられていることが分かったものの、熊本の地震では再びサプライチェーンの寸断が起きた。
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サプライヤーの強制労働を厳密に取り締まる時代
2月にオバマ大統領が署名した法律の施策の1つに、「強制労働によって製造された製品の輸入禁止を強化」がある。サプライチェーン全体を視野に入れた場合、この施策は日本企業に新たなリスクの到来を告げている。
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アマゾンの社員万引き監視はやりすぎ?当然?
万引き防止のために大規模な取り組みを開始した会社が米国で報じられた。防止策を講じたのは、アマゾン・ドット・コム。店舗販売がないはずのアマゾンで万引き防止? 商品倉庫内で働く、従業員たちに向けての取り組みだ。
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G7で語られた「責任あるサプライチェーン」とは
昨年に開催されたサミットでは、主要国の間で「責任あるサプライチェーン」が討議された。今年5月の伊勢志摩サミットでは、さらに踏み込んだ内容が首脳宣言に盛り込まれる可能性がある。その際、企業はどう対応すべきか。
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水資源に困る時代到来、そして日本にチャンスが
水資源の豊かな日本にいると、水ビジネスの隆興について、あまり実感を持てないかもしれない。しかし、世界の人口は増え続けるのに対し、水の供給は細っていく。今後40年程度で、世界人口の50%が水に困るといわれている。