日中関係、北朝鮮問題、TPP、沖縄の基地問題…。アジア太平洋地域の関係が複雑になっていく中で、同盟国である米国は今、何を考えているのか。25年にわたって米国に滞在してきた著者が、米国の実情、本音に鋭く迫る。
シリーズ
アメリカのイマを読む

完結
4回
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大統領選とカネ:最も集金力のある候補は誰?
米大統領の職はカネで買える―。カネがあれば大統領の職を手に入れられるほど簡単ではないが、多額の選挙資金なくして大統領選を戦い抜くことはできない。果たして最も資金力のある候補は誰か? 多額の資金を提供するのはどんな人物なの…
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メリル・ストリープが発した人種関連発言の波紋
「私たちはみんなアフリカが起源なんです。つまり、みんなアフリカ人ってことなのです」。米国の著名女優、メリル・ストリープが発した言葉が大きな波紋を呼んでいる。背景には、ハリウッドが長年抱えてきた差別問題もある。
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トランプの戦術ミス! 緒戦アイオワ州を軽視
米アイオワ州で開かれた共和の党員集会で、トランプ候補が“敗れた”。敗因の1つは、同州の重要性を軽視したことだ。首位となったクルーズ候補とは異なり、十分な“ドブ板運動”を行わなかった。
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民主党支持者の票をも奪い始めたトランプ候補
最新の世論調査で、民主党支持者の20%が「間違いなくトランプ氏に投票する」と答えた。過去には、共和党の候補だったレーガン氏に、多くの民主党支持者が投票した前例がある。トランプ氏はこれを再現することができるか。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
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グルメサイトという幻
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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