シリーズ
早読み 深読み 朝鮮半島

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北朝鮮に「最後通牒」を発したトランプ
トランプ大統領が国連演説で北朝鮮に対し事実上の「最後通牒」を発した。「北の核」問題は極めて重大な局面に入った。というのに韓国では、金正恩暗殺計画を契機に軍と左派政権の対立が表面化した。
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「南の核」の矛先が向くのは北か
北朝鮮の核武装が深刻な段階に至る中、韓国の保守派は「戦術核の再配備」を米国に求め始めた。米韓同盟下における「南の核」の矛先は「北」を向く。他方、左派は「民族の核」を夢見る。その矛先は…。
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ミサイル乱射の中、「親北」に突き進む韓国
北朝鮮が日本を越える弾道弾を撃つ中、文在寅政権が「反米親北」路線を突き進む。戦術核兵器を韓国に再配備する構想を蹴り飛ばしたのだ。韓国の保守からは「大統領は国を守る気があるのか」と悲鳴があがる。
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北朝鮮は日米分断に全力をあげる
9月11日、国連安保理が新たな制裁案を採択したが、北朝鮮に核・ミサイルを放棄させる効果は期待できない。味をしめた北朝鮮は核武装を世界に認めさせるため、日米分断など陽動作戦に動くだろう。
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トランプは満座の中で文在寅を叱った
トランプ大統領がツイッターで文在寅大統領の対北融和姿勢を批判した。韓国は7日、ようやくTHAADの追加配備を認めたが、不信感は消えない。北朝鮮との対決を控え米国は、韓国の裏切りを許すつもりはない。
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北朝鮮にはもう、対話など必要ない
9月3日、北朝鮮は6回目の核実験を実施。ICBMに搭載可能な水爆の実験に成功したと発表した。実質的に北朝鮮を核保有国と見なさねばならなくなった今、米国や日本、韓国にとって戦略環境がガラリと変わった。
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韓国の無神経な「中立宣言」に米軍が怒った
8月26、29日、北朝鮮が相次いで弾道ミサイルを発射。そんな中、文在寅大統領の不用意な「中立宣言」が注目を集めている。韓国ウォッチャーは「なぜ墓穴を掘るのか」と首を傾げ、米軍の元司令官たちは“怒り”を示した。
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「世界の敵」とスクラムを組む韓国
韓国は「平和」を名分に掲げ「中立宣言」をした。しかし、その「中立」は、よく見れば「北朝鮮との共闘」につながっている。米国務省のナウアート報道官が会見で顔をしかめた裏には、そうした懸念があったからか。
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ついに「中立」を宣言した文在寅
北朝鮮による「米領グアム攻撃計画」を巡り、緊張が高まった1週間。それが一段落した時、米韓同盟が崩れ始めた。文在寅大統領は、米国の対北攻撃を許さないと宣言。ミサイルによる「グアム威嚇」に震え上がったのは、ソウルだった。
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「金正恩すげ替え論」を語り始めた米国
米国で浮上する北朝鮮の体制変更論…「金正恩の首のすげ替え」は米国のみならず、中国でも取り沙汰されている。国際陰謀小説ではなく、現実の話だ。それは米韓同盟消滅の伏線でもある。朝鮮半島の近未来を6つに分類して考える。
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中国にも凄んで見せたトランプ
8月5日、国連安保理が「強力」とされる対北朝鮮決議を採択した。慎重な態度をとってきた中国・ロシアも、米国の「戦争も辞さない」姿勢を受け、態度を変えた。北朝鮮は核武装を諦めるのか。残された選択肢は多くない。
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「北爆」準備は着々と進む
在韓米軍の主力、陸軍第8軍の司令部はソウルから南方80キロの平沢へ移転を完了。文在寅大統領にはTHAADの追加配備を認めさせ、自衛隊などとの共同訓練も実施。米国は「戦争準備」をほぼ終えた。それは北朝鮮も分かっている。
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早くも空回り、文在寅の「民族ファースト」
7月17日、韓国は北朝鮮に軍事会談と赤十字会談の開催を提案したが、なしのつぶて。「空振りに終わりそうなラブコール」に対し、韓国の保守系紙は冷ややかだ。「民族ファースト」を掲げる文在寅大統領の「外交迷走」が加速している。
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「米帝と戦え」と文在寅を焚き付けた習近平
7月6日、ベルリンで開いた中韓首脳会談で、習近平主席は文在寅大統領に「米国の言いなりになるな」と教示した。文大統領の「反米自叙伝」を褒め上げつつ、自陣への取り込みに力を込める。北朝鮮の核を巡る米中対立はますます深まる。
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「戦闘モード」に韓国を引き込んだ米国
6月末の首脳会談で、トランプ大統領は文在寅大統領をねじ伏せ、対北朝鮮「戦闘モード」に引き込んだ。しかしこれも、かりそめの握手。ICBMで威嚇する北朝鮮に“理解”を示し続ける文政権に対し、米国の“笑顔の賞味期限”は短そうだ…
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「韓国の鳩山」に悲鳴をあげる保守系紙
米国との同盟を維持するのか、北朝鮮と手を握るのか。北朝鮮の核問題が煮詰まる中、韓国が岐路に立つ。ここに来て文在寅政権は反米の「本性」を露わにし、米国と激しく対立し始めた。危機感を募らせる韓国の保守系紙が悲鳴をあげる。
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「米韓合同演習」を北に差し出した韓国
北朝鮮に核の「廃棄」を迫っている米国。しかし、文在寅政権は「実験中断」を条件に対話を再開すると言い出した。さらに「米韓合同演習の縮小」にまで言及。6月末の米韓首脳会談を前に、その立ち位置の違いは大きくなるばかりだ。
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「THAAD封鎖」でいよいよ米国を怒らせた韓国
米朝の軍事的対立が深まる中、在韓米軍と韓国を守るためのTHAAD配備を早急に進めようとする米国に対し、韓国は遅らせようと画策する。「反米親北」の本性を現した文在寅政権は、いよいよ米国を怒らせ、同盟関係を危うくする。
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「第2次朝鮮戦争」を前に日米を裏切る韓国
北朝鮮が韓国・文在寅政権をたぐり寄せ始めた。文在寅大統領は「北朝鮮との関係改善」を公約に掲げ誕生した。北朝鮮はこれに付け込み「言うことを聞かないと、対話してやらないぞ」と脅せるようになった。韓国は日米を裏切るのか。
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文在寅政権は「五面楚歌」から脱出できるか
文在寅新政権スタートと同時に、韓国各紙は保守・左派系紙を問わず、「四面楚歌」という言葉を使い出した。韓国の外交的苦境を象徴しているが、現実は「五面楚歌」。“妄想外交”を続けていては、この苦境から抜け出すのは難しい。