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トレンド・ボックス

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繁栄に取り残される中国の「ヒルビリー」とは?
観光客による「爆買い」に代表されるように、リッチな中国人が増えている。これらが現在の中国人の一般的な姿かというとそうではない。中国を理解するために重要な人々がいる。それは、中国に3億人いるといわれる「農民工」だ。
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「起業支援のピクサー」は日本を救うか
技術開発は得意だが、それをビジネスにするのが苦手――。そう指摘されることも多い日本の作り手たちにとって、新たな光明となるムーブメントが起きつつある。フィル・リービン氏も始めた新事業「スタートアップスタジオ」の台頭だ。
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VRは現実世界の制約を克服する
建設現場、保険調査、社員教育──ビジネス向けVR(仮想現実)の市場が拡大している。VRの利点を生かせば場所や危険性、コストなど現実世界の様々な制約を克服できる。娯楽用の「玩具」から、企業に不可欠な「道具」へと進化している…
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なぜ、マツダのデザインはカッコいいのか?
造形の美しさを追求し、ブランド価値を高めつつあるマツダが、「東京モーターショー2017」に合わせて新たなビジョンモデルを発表。伸びやかなボディラインが印象的な「VISION COUPE」は、マツダデザインが強く意識する「…
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地方創生は「IoTデザインガール」にお任せ!
総務省の主導で「IoTデザインガール」と呼ぶプロジェクトが進んでいる。女性社員やデザイン思考の手法を活用し、新しい発想で地域を活性化するソリューションを開発・導入するためだ。既にIT企業など34社から約30人がIoTデザ…
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トヨタ会長「電動化=EV、という混乱がある」
10月15日、WECの第7戦の決勝レースが富士スピードウェイで行われた。年に一度の日本でのレースは、台風の影響下で降り続く雨と濃霧により波乱の展開となったが、最上位カテゴリーのハイブリッド車でトヨタが1位、2位と勝利した…
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休息法を知り、働き方を考える「睡眠本」3冊
2015年の「国民健康・栄養調査」によれば、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人が39.5%に上り、しかも年々増加傾向にあることが分かった。なかなか眠らない国民性を反映してか、睡眠に関する本が人気を集めている。
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震度6強でも一輪挿しが倒れない免震装置
震度7が連続して襲った熊本地震でも、免震装置を導入した建物の被害は軽微にとどまった。振り子の原理を利用した鉄の免震装置が登場し、従来の免震ゴムも改良品が相次ぐ。初期費用の高さが課題だが、家財などの損傷を防ぐ効果が評価され…
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仮想通貨以外でも使えるブロックチェーン
仮想通貨の基盤技術である「ブロックチェーン」が、幅広い産業で使われ始めた。データの改ざんが難しく、安価にシステムを構築・運用できるのがメリットだ。金融だけでなく食品流通や不動産、貿易など様々な分野で企業が相次ぎ採用してい…
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ベゾスとマスクが巻き起こす「勘違いの連鎖」
米国のスペースXなどの宇宙ベンチャーが躍進し、宇宙が「開発」から「ビジネス」の場になり始めている。A.T. カーニー プリンシパルの石田真康さんと、宇宙飛行士を目指すタレントの黒田有彩さんが、宇宙ビジネスが加速しつつある…
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イシグロ「何を忘れ、何を忘れまいとするのか」
2017年のノーベル文学賞に決まったカズオ・イシグロ氏は、受賞が決まった10月5日、会見を開いた。イシグロ氏は「日本人ならものごとをどう見るかという視点で育てられた」ことが作家としての基礎になっていると強調した。ここにそ…
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ノーベル賞受賞を知っていたら、髪を洗っていた
2017年のノーベル文学賞受賞が決まったカズオ・イシグロ氏の大きなテーマは国や人が「何を忘れ、何を忘れないか」だ。ノーベル文学賞を選考する「スウェーデン・アカデミー」もその点を指摘する。ノーベル文学賞受賞が決まった直後、…
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天才投資家マンガー、投資を成功に導く鉄則
マンガーが金融業界で一目置かれる存在になったのはなぜか? 投資手法や運用技術に秀でていたことは確かだが、それだけではない。マーケットやビジネス、人間心理に対する深い洞察力、自らを律する厳しい倫理観、そして何よりも人生を楽…
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バフェットの右腕、天才投資家マンガーの真実
バークシャー・ハザウェイという社名を聞けば誰もが、ウォーレン・バフェットを思い浮かべるだろう。そのバフェットのよき相棒、ときには指南役として同社の繁栄に尽力してきた一人の男をご存じだろうか。その人物こそ、93歳にして現役…
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空中戦のルールを変える最新鋭ステルス戦闘機
今年度から日本で本格的な配備が始まった最新鋭ステルス戦闘機「F-35AライトニングII」。「忍び」という意味のステルス性能を生かし、これまでの戦闘機とは異なる競争軸を打ち立てた。北朝鮮や中国の脅威が高まる中、F-35の技…
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「待ったなしの女性活用」のための3冊
女性が働きやすい環境をいかに整えるか、企業は本腰を入れて取り組むことが求められている。労務管理、チーム育児、1on1ミーティングをキーワードに、参考になる3冊を紹介する。
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インドが歴史的に親日的な理由
安倍首相が9月13~15日までインドを訪問した。今回の訪印で印象的だったのは、インド側の大歓迎ぶりである。日本とインドは今まさに蜜月時代を迎えていると言えるが、両国には古くからひかれ合ってきた歴史がある。
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安倍首相がガンジー・アシュラムへ行く理由
「日本人はインドの精神史に、寛容の心が脈々と流れているのを知っています」と、安倍首相はかつてインド国会で演説した。安倍首相がガンジーの「聖地」ガンジー・アシュラムを訪れる狙いは「非暴力」と「民主主義」の共有のためだろう。
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安倍首相がインドに何度も行く理由
安倍首相が9月13日からインドを訪問する。首相として4度目の訪印となる。2014年に就任したインドのモディ首相もすでに2度来日している。安倍首相の訪印の狙いと、日本とインドの協力関係の構築について解説する。
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ポルシェの「次期社長に最も近い男」 に聞く
ルッツ・メシュケ氏はポルシェAGの次期社長とも目される人物だ。あまりメディアの前には登場しないというが、100万台達成を機にこれからのスポーツカービジネスについて話を聞くことができた。