シリーズ
トレンド・ボックス

-
最難問を突きつけられた邦銀、国内外から圧力
邦銀はコスト削減と顧客サービスの質的向上を同時に迫られる。海外の機関投資家からのコスト削減圧力が強まった。一方で金融庁は「経済に貢献しない金融機関の退出」に言及する。二つのハードルを越えるには営業フロントラインの質的強化…
-
古いオフィスでもIoTで賢く生まれ変われる
多くの人々が働くオフィスビルが、「IoT」の進展によって賢く生まれ変わる。複数のセンサーを駆使し、消費電力の削減やメンテナンスの効率化などを実現。IT大手だけでなく、家具商社やゼネコンなどがビジネスチャンスとみて参入を急…
-
和牛の魅力で肉市場を開拓
熟成肉を生かした、和牛の肉料理専門店を東京・六本木などで手掛ける。様々な業態や見学イベントなどを通じ、生産者と消費者の「懸け橋」を目指す。
-
長寿で有り余る時間、果たして人は幸せか
情報工学や脳科学、医療が進歩し、幸せの意味が変わるかもしれない。生産性を高めて得られる余剰の時間で人は何をすべきなのか。個人も企業も「幸せとは何か」と問い直す必要がある。幸福の再考は事業モデル開発から公共政策の設計まで影…
-
ヒトよりも「空気」を読める感情認識AI
人間の感情を認識するAIの開発に乗り出す企業が相次いでいる。感情には正確な「答え」が存在せず、AIを成長させるためのデータの収集が難しい。データの解析方法などを工夫して、部分的にヒトの能力を超えるAIが登場し始めた。
-
起業の時代はもう終わり?そんなことはない
スタートアップの起業とそれに対する投資は2018年も活発だろう。過去何度となく話題になった、いくつかのIT(情報技術)がようやく実用になりつつあることが大きい。日本を見ると、創造性とプロダクトへのこだわりは強みだ。いわゆ…
-
収益増にもコスト減にもならないフィンテック
フィンテック(FinTech)によって顧客サービスを変えられる。こう期待して金融機関が事業と業務システムの変革に動いている。ただしフィンテックへの取り組みは短期的には収益増にもコスト減にもならない。新旧の事業と業務システ…
-
『1984』が現実に、ITで監視する中国
政治は共産主義、経済は資本主義。中国の矛盾は拡大しつつあるが、習近平と共産党は矛盾を承知の上で強硬路線を突き進む。党と軍に加え、IT(情報技術)も駆使し、人民を抑え込もうとしている。それでも世界の各国は自国の利益になる限…
-
米軍事研究から見える「ゲームを一変する技術」
近い将来、世界市場や国家の勢力図を激変させる、“ゲームチェンジングテクノロジー”の動向に注意を払う必要がある。中でもオートノミー(自律)、そして脳型コンピュータによるアナログ処理技術が着目される。日本では基礎研究の資金不…
-
「宇宙産業のアップル」になるために必要なこと
2022年までに自社開発の超小型人工衛星を50基打ち上げ、宇宙から地球を毎日観測する「アクセルグローブ計画」を進行中のアクセルスペース。中村友哉代表は「地球観測インフラをいち早く構築し、“宇宙ビジネスの世界のアップル”の…
-
東大で「手づくり衛星」に惹かれこの道に
宇宙ベンチャー・アクセルスペース代表取締役の中村友哉氏は、意外なことに、「まさか自分が宇宙の道に進むとは思っていなかった」という。今回はそんな中村代表がなぜ人工衛星開発に携わり、宇宙ビジネスで起業することになったのか、そ…
-
「2022年、衛星50基で全世界を毎日観測します」
超小型人工衛星開発を手掛けるアクセルスペースは、2008年の創業後、13年に世界初の民間商用小型衛星を打ち上げたほか、16年にはJAXAから人工衛星の開発・製造・運用の一括委託を受けるなど事業を拡大している。中村友哉代表…
-
マーケティングの真髄は、P&Gが教えてくれた
マーケティングの教科書にも多く取り上げられる米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)。同社の第一線で活躍し、日本の大手企業でも存在感を発揮するプロフェッショナル3人がP&G流のマーケティングの真髄を語り尽くす。
-
執念の定点観測で切り取った、中国農民工の心
私は自分自身が中国生まれの中国育ちで中国政府のシンクタンクで仕事をしていた。日本人が書いた「中国本」は、基本読まない。しかし、タイトルと表紙から、珍しく、この『ブルース』は読んでみようかという気持ちになった
-
弁当の盛り付けロボットが直面したヒトの壁
コンビニのメーン商材である弁当は使用する具材の種類も多く、盛り付けにも人手を要してきた。三菱商事はグループ会社の協力を得て、盛り付けロボットの開発に注力している。だが、最新のロボット技術を投入しても複雑な人の動きを再現す…
-
人気連載陣が「2018年を読む」
年末年始の特別企画として、日経ビジネスオンラインの人気連載陣や記者に、それぞれの専門分野について2018年を予測してもらいました。はたして2018年はどんな年になるのでしょうか?
-
防衛予算が5兆円超えても国内還元は少ない
防衛省は2018年度の概算要求で5兆円を超える予算を要求した。第2次安倍政権になってから防衛予算は右肩上がりで伸びているが、冷戦下で減った分が「回復」しているだけに過ぎない。しかも、国内の防衛産業への波及効果は減少傾向に…
-
顔が“鍵”になる「顔認証」技術で何が変わる?
瞳と瞳の間隔やほくろの場所など、一人ひとり違う「顔」の特徴を使って本人を特定する。新型iPhoneにログインするための「鍵」として使われ、コンビニやマンションにも普及が進む。移動中の群衆など、厳しい環境でも顔を識別できれ…
-
フサフサの髪を取り戻す、毛髪再生医療を実用化
中高年の悩みの種である薄毛を根治させる再生医療の実用化が見えてきた。髪の毛を作る工場である「毛包」から細胞を取り出し、シャーレで培養して移植する。規制緩和で民間企業の参入が可能になったことで、研究に弾みがつく。
-
女優・内山理名が語る「女社長を演じる難しさ」
32歳の若さで社長に就いた諏訪貴子さんの10年間を描いた「町工場の娘」(日経BP社)を原作としたドラマがスタートする。内山理名さん主演の連続ドラマ「マチ工場のオンナ」(NHK総合)だ。演じられた諏訪社長と演じた内山さんの…