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アメリカ現代政治研究所

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大衆が抱く日米同盟への認識、トランプが露わに
米共和党の大統領候補選びで独走するトランプ氏が日米同盟に関して爆弾発言をした。「米国にとって『持ち出し』ばかり。改定すべきだ」。これを支持する大衆の高まりは、将来の日米同盟見直しにつながる可能性があるかもしれない。
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トランプの外交ブレーンに知日派おらず
トランプ氏の外交ブレーンを総括しているのはアラバマ州選出のジェフ・セッションズ上院議員です。ほかに名を連ねるのは、レバノン生まれで米国に帰化した反イスラム教のキリスト教信者、米メリルリンチのパートナー、石油エネルギーの専…
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「トランプ」よりも「共和党」を守る可能性も
大票田フロリダをはじめとする5州で同時に予備選が行われた「ミニ・スーパー・チューズデー」でもトランプ旋風は収まらなかった。共和党保守本流は今後どう対応するのか。カギの握るのは「指名推薦人」の動向だ。
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スーパーチューズデーの隠れたカギ「特別代議員」
共和党「草の根」のトランプ氏と民主党「体制派」のクリントン氏が制したスーパーチューズデー。両氏が勝利した背景の1つに「特別代議員」制度がある。無投票で選ばれる民主党の特別代議員には「体制派」の重鎮たちが選ばれる。
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「トランプ支持は低所得層の白人だけではない」
ドナルド・トランプ氏がニューハンプシャー州予備選で勝利し、雪辱を果たした。勝因は3つある。第1は、共和党エスタブリッシュメントに対して、一般党員・支持者が“一揆”を起こしており、この波にトランプ氏が乗っていること。第2は…
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ヒラリーが予備選直前で失速、緒戦2州で敗北も
アイオワ州を皮切り始まる予備選を直前に控えて、米民主党の候補者選びに思わぬ波が生じている。テレビの支持率調査でサンダース氏がクリントン氏を追い抜いたのだ。「民主党本流」に対する反発が背景にあるとみられる。
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共和党本流が推す三人衆はトランプを駆逐するか
米共和党の大統領候補選びがいよいよ予備選に突入する。脱落が予想されていたトランプ氏はいまだに高い人気を保っている。だが、共和党エスタブリッシュメントが推すのはブッシュ、クリスティ、ルビオの三人衆だ。