経営者が語った珠玉の一言など、ビジネスマンの心に響く名言をお届けします。
シリーズ
今日の名言

完結
727回
-
どんな将来になっても、人間力というアナログの力の大切さは変わらない。
生命保険もそうですが、インターネット技術が広がり大きな変化が訪れています。いろいろなことがAI(人工知能)でできるようになるとか、データこそ全てだとか言われますが、デジタルだけで人は動きません。
-
過剰な「青田買い」は、長期的に見れば人材育成において負の側面をもたらすだろう。
企業と学生のメリットを両立させるためにも、企業と大学、そして必要であれば行政も協力して、一定の時期に、一定のルールで学生が就職できるようにすることが大切である。
-
今のオペレーションのままだと、お店が回せなくなる時期がすぐそこまで迫っていると考えています。
25年ごろが節目でしょうか。24時間、1人で店舗を回せる仕組みをつくりたい。それくらいのイメージで進めないと、環境の変化に追いつけないでしょう。
-
成長している会社は経営トップ自らが出歩いています。
よく飛び回っている経営トップとは、どんな小さな展示会に行っても会います。
-
あなた自身が自社の商品に対して熱量の高いファンになっていないと、顧客であるファンを魅了することはできない。
お互いが分かり合えるコアなファン同士なら、自然と会話が盛り上がって、本音が飛び出し、何がはまる理由なのかが見えてくる。
-
単に現場に行って見てきたつもりでは 意味がありません。
時には専門家と一緒に現場を見てアドバイスを受ける。意見を交わす。
-
公文書管理に対するあまりに低い意識は、 世界に恥をさらすことになる。
権力に都合が悪い文書を恣意的に削除したり、保存した文書でも公表したくない部分を容易に黒塗りして隠せたりできる体制は、今すぐ改めるべきだ。
-
この(高校の学習指導要領)改訂は破滅的な結果を招来する。
ともあれ、入試にはもっぱら「論理国語」が採用されるはずだ。
-
今年1年苦しむ代わりに、10年分の信頼を確保できるはずだ。
サプライヤーや海外の工場は親切なので、『(販売が厳しいので)申し訳ないけど約束していた商品を引き取れない』というと了承してくれます。
-
目的を明確にせずに「とりあえずデータを取っておこう」という考えは論外だ。
利用目的に必要ないデータを取ると問題になりやすい。
-
利益こそが社会貢献を測る指標である。
何度も失敗してきた当社が、そのたびに復活できたのは、利益重視を貫いてきたからでしょう。
-
縦割りでスキルを磨くだけでは足りなくなるはずです。
グループ横断的に会計、ガバナンス、データ解析、経営分析などの知見を持つ人材が必要になる。
-
誠実さと信頼が全ての基礎です。
我々は華為の人間であり、中国人なのか日本人なのか、それとも欧州の人かアフリカの人なのかは関係ありません。
-
社員への投資は「知恵の原価」であると考えています。
教育面での社員投資は語学やプログラミング言語も対象です。社員が英会話教室に通ったり、TOEICを受験したりするときは、費用を補助する仕組みを導入しています。
-
トレンドの移り変わりが早い日本での経験は、海外にも応用できる。
高砂が国内ナンバーワンの地位を確立したのは、技術力とともに積極的な海外展開で売上高の半分を国外で稼ぐようになったことが大きい。
-
影響力がある方々の発信力や突破力につないで実現にこぎ着けるほうが多かった。
だから世間的にはあまり目立たない政治家だったかもしれません。
-
貧乏な家に育ったから、とにかくお金に飢えていた。
毎朝バイクで八百屋にキャベツやネギを仕入れに行き、店の名前を言えばツケで買えるんです。それが夜になると、5万~6万円の売上金に化ける。
-
70年なんてまだひよっこ。100年、200年続く会社にしないといけない
年間約600時間を空の上で過ごし、世界中の顧客を自ら訪ね歩く。
-
会社全体を見ているのが、 私しかいない。
創業4兄弟がいた時は、研究部門への目くばせなど各自が役割を分担していましたが、これからは違います。
-
約30年かかりましたが、リベンジのスタート地点に立ちました。
国内には我々よりも業績がいい運営会社はあります。しかし私は案件数や利益を追うのでなく、グローバルに通用する運営会社になりたいと思っています。
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回