ピーター・ドラッカー、フィリップ・コトラー、マイケル・ポーター…。日本ではこうした経営学の泰斗は良く知られているが、経営学の知のフロンティア・米国で経営学者たちが取り組んでいる研究や、最新の知見はあまり紹介されることがない。元米ニューヨーク州立大学バッファロー校の助教授・入山章栄氏が、本場で生まれている最先端の知見を、エッセイのような気軽なスタイルでご紹介します。
シリーズ
MBAが知らない最先端の経営学

完結
4回
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「ダメな部下は、鏡に映ったあなたの姿」
「3K職場」と言われた新幹線清掃の仕事を、「輝く職場」へと変えた矢部輝夫氏。対談後編の今回は、入山章栄・早稲田大学ビジネススクール准教授が、マネジメントの極意を聞いた。
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TESSEIは「アラ還女性職人」の楽園
JR東日本で新幹線の清掃にあたる「JR東日本テクノハートTESSEI」。米ハーバード大学経営大学院の教授らがこぞって見学に訪れるほど、興味深いビジネスケースとして注目されている。矢部輝夫おもてなし創造カンパニー代表にその…
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あなたの会社がやがて直面する「小保方問題」
国を挙げて女性活躍を訴える現代のニッポン。マイノリティの苦悩を理解しないで取り組む「ダイバーシティ」施策ほど、世の中の害になるものはない。日本のリーダー層に欠けている視点とは何か。
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ダイバーシティって、本当にいいと思いますか?
すべての人が活躍する社会をつくるためには「ダイバーシティ」を正確に理解する必要がある。ところで、ダイバーシティって、結局、何?当サイト人気コラムニストの河合薫さんに、入山章栄・早稲田大学ビジネススクール准教授が迫る。
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回