シリーズ
記者の眼

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外国人労働者定着率が上がる!3つの“社内制度”
日本で働く外国人が過去最高となった。今後も人手不足が続くため、外国人労働者の受け入れが急務だ。定着を図るための働き方改革も急がれる。
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「これコーセーなの?」言われて幹部が笑う理由
「コーセー」という企業名をブランドによっては前面に押し出さない。外資系ブランドを思わせるブランド設計が、注目を集めている。
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IBMが気象ビジネスに本気で参入したワケ
日本IBMは今年3月から企業向けの気象予測サービスを開始した。その中核となる「アジア・太平洋気象予報センター」にメディアとして初潜入した記者が見たものは?
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パリのホテルで遭遇した「アレ」について
夏休みで訪れたパリ。ホテルの客室には、2カ月前の取材で遭遇したアレが鎮座していた。恐る恐る手を出してみたが、使い勝手はイマイチ。それでもその潜在力の一端は垣間見えた。 「アレってなんなのさ」という方はぜひ記事をお読みくだ…
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「走るコンビニ」現場で見た光景
コンビニ各社が買い物弱者の解消に向けて強化する移動販売車。そう聞くと足腰の弱った高齢者の姿が目に浮かぶが、学童保育の小学生など意外な「上客」もいる。本格普及に向けては、加盟店負担の重さが課題となりそうだ。
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生産性大国ノルウェーは幸せなのか?
北欧ノルウェーは。国際的な大企業がそれほど無いにも関わらず、労働者一人あたりのGDPは世界第3位の生産性大国。確かに素晴らしい。でも、一回のランチに3000円以上はザラ。おもてなしも控えめ。結局それって幸せなんでしょうか…
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JDIは有機ELで「十分戦える」?
アップルの「iPhone」への採用を控え、開発競争が活発化する有機EL。経営危機のジャパンディスプレイも経営トップの大号令で、有機ELシフトを急ぐ。量産技術の「壁」を超えるためにも、これまでにない大胆な仕掛けが必要になり…
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科学データを「漁師の肌感覚」で否定する水産庁
日本の漁業は衰退してきた。しかも、世界的には漁業は成長産業の1つで、日本だけが独り負けの状況だ。なぜか。その答えの一端として、多くの漁師に聞き取りをしていく中で記者が感じた違和感を本稿では紹介したい。
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「重工系」造船3社のまったく異なる生存戦略
日本の近代化、高度成長を支えた重工業系企業の造船部門の多くが苦境に陥っている。ライバルの中国や韓国の造船はもちろん、低コストな国内の専業系の造船も含めた競争が激化しているからだ。ここにきて、重工系造船が描く生き残り策が見…
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外国人観光客が5年で36倍、城崎温泉の戦略とは
訪日外国人数の増加が続いている。特に地方を訪れる外国人観光客が急増している。そうした観光地の1つ、城崎温泉のある兵庫県豊岡市の取り組みを紹介する。
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「上場ゴール」「生ける屍」となるよりも…
フリマアプリで注目を集めるメルカリなどの株式上場観測が話題となったスタートアップ業界。上場は起業家にとって最大の目標とされてきたが、今やその「常識」は過去のものになりつつある。
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「リアルな物件内見はもういらない?」
ポケモンGOやPSVRで注目を集めたAR・VR技術。今年は不動産業界でも物件の内見で導入が相次ぐ。関連市場は今後急拡大の見込み。不動産業界に限らず、ビジネスチャンスを取り込もうと企業や個人が動いている。
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「金継ぎ」に宿るスタートアップに必要な精神
KDDIやトヨタ自動車がスタートアップに100億円以上を投じる。起業に注目が集まっているが、米国に比べるとスタートアップへの投資規模は30分の1ほどだ。起業の先人たちは、自身の失敗経験を後輩たちに伝える取り組みを始めてい…
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東電、川村新体制が抱える危うさ
今年6月、東電の経営陣が刷新、日立製作所をV時回復させた実績を持つ川村隆氏が新会長に就任した。川村会長は原発推進の立場を鮮明しており、国策民営で進んできた原発事業は、川村体制のもとで加速するかもしれない。危うさはないのか…
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豊田章男社長と蓼科山聖光寺
トヨタ自動車とマツダが資本業務提携を発表する会見で、トヨタの豊田章男社長がある興味深い発言をした。だがその発言が多くのメディアに取り上げられることはなかった。目に見えない精神性に触れた内容だったからだ。記者はそこに着目し…
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第三のビールのシェア交代の陰にネット通販
今年1-6月のビール系飲料の課税済み出荷量は前年同期比1.3%減だった。上期としては5年連続の減少で、ビール・発泡酒・第三のビールの全てが初めて前年実績を下回ったことが注目された。この陰で、第三のビールの首位が交代してい…
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限界集落でも人は呼べる
「限界集落」と聞いて、多くの人は高齢者ばかりで、貧弱な交通網しかなく廃れた場所だというイメージを抱くだろう。だが「限界集落は元気がないところばかり」だと結論付けるのは早計だ。なかには活性化するために取り組んでいる集落もあ…
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「カネボウ」の原点、クラシエが10年目の挑戦
「クラシエはこれから面白くなる」。記者発表会でそう力を込めたクラシエホームプロダクツの岡田尚樹社長。8月3日に開いた記者発表会での一幕だ。同社はこの日、皮膚洗浄時の角質層に着目した独自の洗浄技術「ラメランステクノロジー」…
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女性の強い味方!毎朝の服選びの悩みをゼロに
梅雨が明けたと思いきや、豪雨に見舞われる。今年の夏は、そんな天候不順が目立ち、気まぐれな天気に振り回されることも多い。特に女性にとっての大きな悩みは、毎朝の服装選び。ただ、服選びの参考にする天気予報が、当てにならないケー…
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「延命治療にいくら払う?」国民調査に暗雲
「病気で死が迫っている人がいます。新しい治療を受ければ寿命を1年延ばせます。この治療の値段が1000万円である場合、この費用を公的医療保険で支払うべきだと思いますか」。厚生労働省がこんな国民調査を検討しているが、専門家会…