池上彰さんが、さまざまな分野の学者・研究者を訪ねて、日本と世界が直面するさまざまな問題を、各界を代表するプロの「学問の目」でとらえなおす。いわば、大人の大学、それがこのシリーズです。池上彰さんがときに「生徒」となり、ときに「対話相手」となり、各界の先生方とこの問題を論じます。
シリーズ
池上彰の「学問のススメ」

完結
5回
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日本にも「移民局」が必要だ
個人的な意見を言えば、私は日本も移民局をつくるべきだと思います。日本の現実と未来を見据えたら、海外からの移民を受け入れることを前提とした役所をつくるべきでしょう。
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ルペンの国民戦線が極右なら、日本は極右の国だ
いま、世界で起きていることは、「右傾化」ではありません。なので、タイトルに「右傾化」と入れるのは「違うんじゃないですか」と申し上げました。で、最終的に「右傾化」という言葉を「“”」でくくった。
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ジャーナリズムは科学をどう伝えるべきか?
ノンフィクションライター最相葉月さんとの対談、最終回は最相さんの私への逆取材から始まります。池上彰はなぜ東工大で授業を持ったのか? 理由は、あの東日本大震災と福島第一原発事故にありました。
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「今までにないもの」をいかに産み出すか?
ノンフィクションライター最相葉月さんとの対談2回目は、最相さんが追いかけた作家・星新一のショートショートの手法「要素分解共鳴結合」がキーワードになります。コンピュータにはできない、偶然の出合いが「新しい何か」を産む?
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どうやって「一生のテーマ」を選べばいいのか?
ノンフィクションライターの最相葉月さんをゲストに迎えました。対談のテーマは「科学者は一生涯を賭けて研究するテーマをどうやって選んできたのか?」。東京工業大学での講義をまとめた最相さんの新刊を入り口に、諸々お話を。
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全8回