Focus 20
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

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「マツダは高級路線なんて考えていません」
ワオ! って言ってもらえるための縦置きです。そのためには値段を上げるのではなくて、この価値に対して、ちょっとだけ下の値段を付ける。お買い得感を持った上でワオ!と言ってもらおうというのが、これから縦置きをやる理由です。
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マツダはなぜ売れ筋から出さなかったのか?
マツダは今回、どうしてセダンとハッチバックボディであるMAZDA3を先に出したのですか? 市場はSUVが売れ筋、と分かっていながら、最も売れそうなCX-30を先に出さなかったのはなぜですか?
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CASE、CASEと草木もなびく
「今まで触ったことのない難しいことは外部に任せちゃおう、という自動車会社も出てきそうですね」「実際にあります。でもすべてを任せちゃうと、自分たちで何もコントロールできなくなってしまうんですよ」
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マツダは再び「黒歴史」を繰り返すか?
つまるところは決算数字だと思うんですよ。そこに「高品質が売り物のMAZDA3が売れていない」という状況がくっついて、「マツダは高価格戦略に打って出てやらかしちゃった」というストーリーになったのじゃないか。
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マツダの切り札「X」、日本発売延期の真相
「SKYACTIV-Xエンジン搭載車の発売がここまで遅れてしまったのはどうしてですか? ヨーロッパでは既に発売しているのですよね」「はい、あちらでは非常に高くご評価いただいています。実際にマツダ3の初期のお客様の受注の5…
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どうしたマツダ! 藤原大明神秋季大降臨祭
鳴り物入りで登場した「マツダ3」の販売は振るわず、それに搭載される予定だった「夢の内燃機関」、スカイアクティブXの発売は順延された。将来がかかる北米市場で販売は低迷。これからマツダはどうなるのか。マツダは何を考えているの…
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このご時世に「タイプR」は必要なのか?
素のNSXで十分にタイプRだよねと。ただRの赤いバッジが付いていないだけだよね、となったときに、じゃあ現代のタイプRとは何かと。この時代に合うようなタイプRというものを、ホンダはどうやって何を提案していくのかと。
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NSXとGT-R、どっちが速いんですか?
オーナーさん自らが、NSXみたいなお買い得なクルマはないよなと。速くて、ちゃんと曲がって、普段使いもできて、燃費もいいと。それをなんでこんな価格で売ってしまうんや、とまでおっしゃいます(笑)。
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NSXの裏メニュー。「助手席の女性が……」
本当に久しぶりの試乗記です。11年ぶりに復活したホンダNSX。「男子、三日会わざれば刮目して見よ」と言うが、10年の月日はクルマをどのように変えたのか。まず1番の違いはハイブリッド化されたこと。
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スバルで叩かれホンダで絞られたスズキさんの末路
自分がそこで必要とされていない。それって人間として本当に辛い。毎日出社するときにHONDAの赤いロゴを見て励みにしました。「自分はいまホンダで働いているんだ」と、自分に言い聞かせて。頑張ろうと。俺はホンダでF1をやるんだ…
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スズキさんがホンダに憧れた理由
「いや実は僕、あの会社2度も落ちているんですよ、縁がないのかもしれません。とエージェントの人には正直に伝えたんです。そうしたら、なに、今度は大丈夫です。楽勝ですとか軽く言うんですよ(苦笑)」
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ホンダのスズキさん、奮闘す
こうした若い意欲的な人が海外で奮闘していることを、親愛なる読者諸兄にはぜひ知っておいていただきたい。文字通り「縁の下の力持ち」。ホンダのスズキさん奮闘記である。
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「ホンダが遅かったのはマ●ラーレンのせいだよ!」
「書いていいかって? イエスだ。Big yes! 君は何でも書くコラムニストと聞いたが、そうじゃないのかね。もう一度言おうか。あのころはマクラーレンのシャシーがショボかったから遅かったんだ(笑)」
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「それ言っちゃダメよ!」日産副社長、マッチを一喝
レース関係者が取り巻くパドック上での突然のインタビューに、関係各位からの「あの人誰?」的な視線がチクチク痛かったが、ともかく普段はなかなかお話を伺うことのできない近藤真彦氏へのインタビューである。
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メディアがなぜか書かない、日産とリーフの「いい話」
「今、日産自動車はあまり評判が良くないじゃないですか。だからメディアも日産のいい話を取り上げてくれないんです。矛盾しちゃうでしょう。『よろしくない会社がいいことをやっている』みたいなのって」
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⽇産・星野副社⻑が会議で叫んだ「ピーナッツ!」
エンジニアサイドも、マーケティングの価値というのを理屈ではよく分かっているんですよ。価値があることは分かっているの。でも今までは社内のさまざまな力学が働いて、うまく使いこなすことができていなかった。
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星野日産副社長に聞く、ノートとレースの意外な関係
サーキットに行けばGT-R田村氏の独壇場である。日本一速い男、星野一義氏に紹介され、我らがヒーロー近藤真彦氏との面会が叶い、星野朝子副社長との対談がセットされていたのである。まったくもって「見に来なよ」どころの騒ぎではな…
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パナのナビは、元スマホ開発者が作ってた!?
カーナビは大画面が魅力。しかし、スマホはとうの昔に「枠なし」のディスプレイを実現しているのに、カーナビはなぜできないのだろうか。
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「スマホがあればカーナビはいらない」は本当か?
え? いまさらカーナビ? スマホで十分なんじゃないの? と思われたそこのあなた。実は私もそう思っていたんです。ところがカーナビは今もしっかり生きていて、しかも着実に進化していたのでした。
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フェル、真夏の「雪中行軍経路航空偵察」に挑む
F1にニュルブルクリンク、と試乗記ではない記事が続いておりますが、ここへ来てまたまた魅力的なご提案をいただきました。今年の1月にも「陸上自衛隊第9師団冬季集中八甲田演習」として、同ルートにスキーで挑む演習が行われているの…