Focus 20
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

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某社曰く「レジェンドね、ウチなら5倍売るけどね」
それではレジェンドの話に戻りましょう。クルマとして非常に優れている。本当に素晴らしい。それなのに市場からの評価はイマイチです。その点に関してはどう思われますか?
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「とってもいい子なんだけどぉ」見た目で損してるレジェンド
「これはどこのクルマなの? アメリカ?」「いえ日本製です。レジェンドというホンダの最高級車です。埼玉の狭山工場で造っています」「レジェンドならあなた、昔ウチで買おうと思っていたクルマじゃない」
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できると言ったら「お前がやれ!」スイフト軽量化秘話
スズキは長い間ずっと「1部品1グラム軽量化活動」を続けてきました。クルマを軽く造ることに昔から情熱を注いできた会社です。クルマの部品が例えば1万点あったとして、それぞれの部品を1グラム軽量化したら仕上がりは10キロも軽く…
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許されざる者? スイフトの3ナンバー
日本人は遺伝子レベルで3ナンバーはイヤと(笑)。スズキとしてもそこまでの認識でいらっしゃるのに、あえて3ナンバーにした理由を教えてください。社内で反対はありませんでしたか?
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日本の至宝スイフト、実は「スイスポ」売れてます!
スイフトは普通のガソリンにマイルドハイブリッド、さらにストロングハイブリッドにSport、とたくさんのバリエーションが用意されていますが、国内ではどれが一番売れているのですか?
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日本の至宝スイフト。安くて速くて安心ね!
あぁ。本当にいい。うっとりする。スズキの良心。日本の至宝。安くて速くて安心ね。のクラシアン的高剛性新設計プラットフォーム“HEARTECT”が織りなすお手軽ハイパフォーマンスカーである。
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ホンダが死守すべきたったひとつのこと
そんな中で、ホンダは世の中にどういう価値を提供できるのかと。昔みたいに油まみれになって、エンジンのポートを磨いて、みたいな。そういうことが、今の時代に通用するのかと。
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社長! エンジンの終焉、寂しくないですか?
三部さんは入社後まもなくからエンジン開発に携わり、ゆくゆくはF1のエンジン開発まで夢見ていたと伺いました。そんな三部さんからすると、クルマが電動化していくというのは心情的にどうですか。
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「EVは、出しゃいいってものじゃない」
いま普通のガソリン車に乗っているお客様が、EVで出たからといって、すぐさまEVに乗り換えるのかと。
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「ホンダは『普通』じゃ許されない」
「出している商品の技術レベルは非常に高く、間違いなくいい商品を出している、という自負はあります。ですが、ホンダに求められているのはそれだけではない。やっぱり普通のクルマを出しているだけでは納得していただけない」
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「ムダ遣いばかりしやがって!」
「もちろんもうかった技術もたくさんあるのだけれど、もうからなかった技術もたくさんあるわけで。やっぱり(ホンダと本田技術研究所を)分けているのには一長一短があって、事業側の観点からすれば『ムダ遣いばかりしやがって……』とい…
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藤原大明神推薦。本田技術研究所・三部社長登場!
今日はよろしくお願いします。マツダの藤原(清志)副社長からご紹介をいただき、今回のインタビューが実現いたしました。「本田技術研究所の三部社長は本当に面白い方だから、一度話を聞いておくといいよ」と先週ご連絡を頂戴しまして。
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「あなたの顔がキライなの!」
グリルレスのシンプルな顔をしているのですが、あの顔に関しては賛否両論です。好きな人と嫌いな人がハッキリ別れます。そうなることを承知で、僕らはあえてグリグレスにしているのですが。
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FIT開発陣悩む「見え過ぎちゃってぇ困るノォ~♪」
フェルさんのおっしゃることはよく分かります。あの(三角窓の)高さは、実は我々もいろいろトライしているんです。あそこを下げて水平視野角を広く取って、ベルトラインを下げることは技術的には可能です。でもですね。あえてあそこは広…
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ホンダ影の軍団「ヒトケン」、FITを動かす
隠れたニーズを探らなきゃいけないけれど、なかなかそれが見つからなかった。いろいろ迷って行き詰まっていたら、面白いところにたどり着きました。ウチの会社には面白い組織があるんですよ。「ヒトケン」っていうんですけれど。
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ああ燃費世界一 FIT開発者懺悔録
あのシートはかなり重いです。だから載せられなかった。燃費のために、僕らはFITのウリである、お客様からも支持されているあのシートを載せなかったんです。もうなりふり構わずに。先代の開発では、そんなことをやみくもにやっていた…
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しっとりかモッサリか。生まれ変わったホンダのFIT
新しいFIT(フィット)は大変な意欲作である。何しろ5つのタイプが用意されている。さらにそれぞれにハイブリッドと普通のエンジンの2種類のパワートレインが用意されている。都合10種類。かくも多種類を用意したのは、もちろんF…
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冷やし中華……じゃなくてバイク始めました
梅雨晴れとなった土曜日の朝7時。中央自動車道調布インター手前のファミリーマートに集合した。思えば免許を取ってからバイクにまたがるのはこの日が初めてである。つまりバイクで公道を走るのはこの日が初めてである。
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最近のお金持ちは、それほどクルマが好きじゃない?
昔はほとんどの人がクルマ好きだったので、「お金を持っているクルマ好き」と、「お金を持ってないクルマ好き」というのが存在したのですが、今はお金を持っている人が、実はあんまりクルマ好きじゃないんですよ。
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日本の中古車オークションは外国人パラダイス
10万キロ程度なら、むしろ「日本でいい具合に慣らし運転が終わっていますよ」みたいな感覚なので(笑)。しかも日本は道路のコンディションがとてもいいから、車両がダメージをほとんど受けていない。