Focus 20
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

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秘伝のタレとアイサイトX
モデルベースと言っているのですが、まずはモデルになるものを社内で造って、それをサプライヤーさんにご提示して、プログラムにして納入してもらう。そういう形でやっています。画像認識のノウハウはすべて我々が持っています。
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レヴォーグ、真の競合は家庭内にあり
走りがいいからご主人は絶対に買いたいのだけれども、奥様が首を縦に振らないという話を販売の現場からたくさん聞きました。試乗していただくと、ご主人はもう買う気満々でニコニコして降りてこられるのですが、奥様が「ちょっとねぇ………
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レヴォーグ開発者「インプレッサにゃ負けないよ!」
我々レヴォーグチームからすれば、「いやいや。本当はレヴォーグのほうがいいんだよ」といくら言っても、お客さまの反応は正直でした。やっぱりインプレッサの評判がいいわけですよ。たくさん売れたし。
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安全で快適で大喰いな新型レヴォーグ
新しいレヴォーグに関してはいろいろと称賛したい部分があるのだが、はじめに言っておきたいのはエンジンだ。上まで滑らかに、実に滑らかに気持ちよく回る。SUBARUの歴代水平対向4気筒エンジンの中で、最もスムースに回るのではな…
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モテたかったらブレーキ使え!
最終的な目標は「Uターンがちゃんと決まるオッサン」になってほしいということです。この年齢になって若い人たちとツーリングに行くと、鈍臭いオッサンや足手まといのオッサンはとにかく嫌われます。
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死にたくなければバイクは習おう
かくして我々チーム走りながら考える4人組は、体験取材のために勇躍鈴鹿サーキットへと乗り込んだのである。バイクの免許を取得してまもなく1年。不肖フェルもついにサーキットを走る日がやってきた。何しろ鈴鹿である。F1日本GPの…
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速さのキモはブレーキだ!
慣れてくると、徐々に新しい欲が生まれてくる。「もっと上手に乗りたい。もっと速く走りたい」というプリミティブな欲求が沸々と湧いてくるのである。どうしたら上手に乗れるようになるのだろう。何か特別なコツのようなものはあるのだろ…
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バイクとスクーターは別の乗り物
休みの日にホンダのバイクで……いやもうウチのバイクじゃなくたっていいです。モーターサイクルに乗って、速く走るんじゃなく、自由気ままに行きたいときに行きたい人と、いい景色を見たり、楽しい移動の道具として使っていただきたいで…
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祝!連載600回! ガンガン乗るのはもう古い?
このたびめでたく連載600回となりました。それもこれも読者諸兄のご支持と歴代担当編集者の忍耐の賜物であります。特別プレゼントとして、諸般の事情で今は読めなくなってしまった過去の人気記事を、会員限定で特別に開放しようと思い…
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モデルチェンジで剛性低下、それってバイクじゃ当たり前?
柔らかいと乗りやすくなるのですか? クルマなんてモデルチェンジの度にどんどん車体の剛性が上がっていくじゃないですか。剛性50%アップとか、元のクルマは何だったんだよ、というくらいに剛性数値のインフレが起きている(笑)。
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連載史上初! バイク試乗リポート!
「フェルちゃん。何かバイクそのものに慣れてきた感じがするよね。乗っている姿がだんだんサマになってきたもの」。免許を取ってようやく10カ月(試乗時)。何とか体がバイクという乗り物になじんできた。
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指揮官はエンドステートを示せ!
私の一番の仕事は、作戦の全責任を負うことです。責任を負うのが、責任を取るのが僕の仕事です。その責任を果たすためには、絶対に勝たなければいけません。そのための目標と方向性を示し、みんなの背中を僕が押す。
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戦闘団長発令。「以降の敬礼を禁止する!」
記憶力のいい読者なら覚えておられよう。山﨑閣下は、今から8年ほど前に不肖フェルが「戦車に乗りたい」と駄々をこね、それを実現してくださった陸自の大幹部である。山﨑閣下の赴任先には必ず訪問すると決めている。
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鈴木さんのお店が「第一印象」でお客を選ぶワケ
ご紹介で断ってしまうこともあります。人の印象って、最初の15秒で決まるというじゃないですか。第一印象で決めちゃいます。キャラ的にウチのお客さんじゃない人には売りません。
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引退したレーサーの意外な就職先
レース仲間に誘われて、○○○に行きました。○○の会社って、レースだけでは食べられないレーサーが結構多いんですよ。A級の人もやっているくらいです。○○っていつ仕事が入ってくるか分からないでしょう。
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フェル号主治医の壮絶バイク人生
北は北海道から南は九州まで、多くのバイク乗りからのメンテナンス依頼が引きも切らない。「鈴木さん以外にはバイクを触ってもらいたくない」、と遠路はるばるバイクを飛ばしてタイヤ交換だけを目的にやって来る顧客もいる。
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返事はハイかイエスだけ
翌週から僕もそのコーナーに一番下っ端として立たされるようになって。見たことない人が飛ばしてくると、「おう、鶴。お前あいつを追いかけて抜いてこい。負けるなよ」とか言われて。返事はもうハイかイエスしかないワケですよ(苦笑)。
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コロナでバイクが売れている?!
まずは時代背景からお話します。新型コロナの影響もあって、基本的に今はうっすらとバイクブームになっています。バイク屋もアフター・パーツ・メーカーも、実は結構もうかっているんです。
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全6回! ホンダ次期社長三部氏に超ロングインタビュー
ホンダの三部敏宏専務が6月の株主総会を経て、社長に就任されることが報道されました。「走りながら考える」では、昨年の8月に三部さんのインタビューを実施しています。その中で、こんなやり取りがありました。
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ポルシェの開発陣が「筋肉記憶」で造った電気自動車
ポルシェはエンジンで生きてきた会社です。EVの開発陣は、ポルシェの中でバカにされたり、あるいは軽んじられたりすることはありませんでしたか?「お前らEVなんかやりやがって」という具合に。