Focus 20
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

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ホリエモンに聞かれた「本当は何がやりたいの?」
「3日後に入社式です。ニコンという会社に行くのですが、就職してからもお手伝いをしていきたいので」と言ったら、「いやいや、そうじゃないだろう。これから大きくしていくから、ロケットを一緒にやろうよ」と。
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「ホリエモンロケット」は今どうなっているのか?
「いきなり下世話な話をして恐縮ですが。このロケットは1回打ち上げるのにいくらくらい掛かるものなのですか?」「打ち上げ費用としていただいているのは1回当たり5000万円です」
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マツダが挑む「分かっていたけど誰もやらなかったこと」
自動車工業としての技術、産業としての技術。そうしたものがベースとなる学問として確立されてこなかった。みんな分かっていたんです。だけどそれを実際の技術にフィードバックできるかというと、そこは難しかったのですよね。
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知らぬ間に欧州で売れていたマツダのEV
そんなに売れていたのですか。まったく認識していませんでした。すごい。このクルマはそんなに売れていたんだ。1回の充電でたった200キロしか走れないこのクルマを、向こうの人は平気で買うんだ……。
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ああもったいない。世間に1ミリも伝わってないマツダMX-30の凄さ
実は自動車において、「完全な直進」というのはあり得ないんです。どんなに真っ平らな道でも、クルマは常にユラユラしながら走っています。だから常に修正が必要なんです。その微小な領域でもこのGVCは効くんです。今からそれを体感し…
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マツダ梅津氏「そんなの欧州メーカーが勝手に言ってるだけですよ」
EVらしさと思われている、ドッカンとくる強烈な加速は一時的なはやりだと思うんですよ。それに僕らは、EVだからこそできることはキチンとやりますけど、このクルマはEVだからEVらしさを演出しましょう、なんて1ミリも思っていな…
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マツダのEVで「ホントに運転がうまくなる」!?
冗談でも誇張でもなく、実際に運転が上手になります。その気になるだけじゃなく、本当に上手になる。コツが分かる。それはこのクルマがそういう動きをするからです。そして徐々にドライバーもそれに合わせるようになるからです。
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600回記念再掲載 「お前ら10年早い!」BMWの爺様に吼えられた
広島県は三次にあるマツダのテストコース。事務棟での机上(虫谷さんは体育の先生のように手足を動かしていたが)の講義が終了した。いよいよクルマに乗っての骨太講座がスタートする。弁当をかき込んだ我々は、勇んで建物の外に出た。
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600回記念再掲載 「怖さを感じさせないことこそが最大の恐怖」
マツダが謳う人馬一体の総本山、操縦安定性能開発本部虫谷泰典さんの「骨太講座」連載。読書諸兄の温かいご支援と、マツダ広報の寛大なる放置プレイ、担当編集のマイトのYのヤケクソにより、連載はついに5回目に突入した。
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マツダ梅津氏「ここでグダグダ話すよりクルマに乗りましょう」
ク、クルマの中ですか、と高橋マンちゃんが慌ててマイクの準備をする。挨拶ぁヌキだ。クルマの話はクルマの中でしようじゃないか。ということらしい。これは面白くなりそうだ。
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600回記念再掲載 みんなが「良い」と思うクルマの作り方
虫谷さんはマツダのエンジニアである。そしてインタビューしている場所は、マツダのテストコース事務棟である。そこで他社のクルマであるランクルについて、慈しむように滔々とお話しされるのである。
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600回記念再掲載 「あいつオモロイやないか」で会社が変わった。
虫谷さんは、サッカー選手としてマツダに就職した。引退後、配属部署の希望を聞かれた時、「操安性をやりたい」と正直に言ったら当時の上司に「そんな花型部署にサッカー選手上がりが」と叱られてしまったそうだ。
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600回記念再掲載 「そんなことはカタログのどこを見ても書いていませんけどね」
ついに6回目に突入した人馬一体塾・骨太講座受講編。いよいよテストコースにプレマシーで乗り込んだ。「ヨーシ、やるぞ!」と意気込むフェルに講師虫谷さんは「時速40キロ以上は出しません」と釘を刺す。あれ?
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600回記念再掲載 また広島へ!? 車内で受ける"骨太講座"
今年のお正月休みは曜日の組み合わせが良く、多くの会社が9連休となりました。時間はタップリとある。ダラダラ過ごさず、ここでドカンと原稿を書き貯めて、今後の暮らしに余裕を持とうと目論んでおりました。結果は……
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秘伝のタレとアイサイトX
モデルベースと言っているのですが、まずはモデルになるものを社内で造って、それをサプライヤーさんにご提示して、プログラムにして納入してもらう。そういう形でやっています。画像認識のノウハウはすべて我々が持っています。
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レヴォーグ、真の競合は家庭内にあり
走りがいいからご主人は絶対に買いたいのだけれども、奥様が首を縦に振らないという話を販売の現場からたくさん聞きました。試乗していただくと、ご主人はもう買う気満々でニコニコして降りてこられるのですが、奥様が「ちょっとねぇ………
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レヴォーグ開発者「インプレッサにゃ負けないよ!」
我々レヴォーグチームからすれば、「いやいや。本当はレヴォーグのほうがいいんだよ」といくら言っても、お客さまの反応は正直でした。やっぱりインプレッサの評判がいいわけですよ。たくさん売れたし。
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安全で快適で大喰いな新型レヴォーグ
新しいレヴォーグに関してはいろいろと称賛したい部分があるのだが、はじめに言っておきたいのはエンジンだ。上まで滑らかに、実に滑らかに気持ちよく回る。SUBARUの歴代水平対向4気筒エンジンの中で、最もスムースに回るのではな…
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モテたかったらブレーキ使え!
最終的な目標は「Uターンがちゃんと決まるオッサン」になってほしいということです。この年齢になって若い人たちとツーリングに行くと、鈍臭いオッサンや足手まといのオッサンはとにかく嫌われます。
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死にたくなければバイクは習おう
かくして我々チーム走りながら考える4人組は、体験取材のために勇躍鈴鹿サーキットへと乗り込んだのである。バイクの免許を取得してまもなく1年。不肖フェルもついにサーキットを走る日がやってきた。何しろ鈴鹿である。F1日本GPの…