この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつかりました。どうぞよろしくお願いします。
なに、“考える”と言ってもそれほど大袈裟なことではありません。クルマはこれからどうなって行くのか。現在売り出されているクルマは何を考え、何を目指して開発されたのか。実際にクルマに乗り、開発者に会ってお話を伺い、販売現場からの声にも耳を傾ける……。ビジネスはビジネスとして事実をしっかりと捉まえた上で、もうちょっとこう明るく楽しくクルマを味わって行こう、というのがこの「走りながら考える」の企画意図です。
Focus 20
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

287回
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返事はハイかイエスだけ
翌週から僕もそのコーナーに一番下っ端として立たされるようになって。見たことない人が飛ばしてくると、「おう、鶴。お前あいつを追いかけて抜いてこい。負けるなよ」とか言われて。返事はもうハイかイエスしかないワケですよ(苦笑)。
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コロナでバイクが売れている?!
まずは時代背景からお話します。新型コロナの影響もあって、基本的に今はうっすらとバイクブームになっています。バイク屋もアフター・パーツ・メーカーも、実は結構もうかっているんです。
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全6回! ホンダ次期社長三部氏に超ロングインタビュー
ホンダの三部敏宏専務が6月の株主総会を経て、社長に就任されることが報道されました。「走りながら考える」では、昨年の8月に三部さんのインタビューを実施しています。その中で、こんなやり取りがありました。
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ポルシェの開発陣が「筋肉記憶」で造った電気自動車
ポルシェはエンジンで生きてきた会社です。EVの開発陣は、ポルシェの中でバカにされたり、あるいは軽んじられたりすることはありませんでしたか?「お前らEVなんかやりやがって」という具合に。
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タイマン張りましょ! タイカンで
テスラはタイカンのライバルか? というご質問に対しては、我々はそういう認識ではありません、とお答えします。テスラというクルマを認める、認めないという意味ではなく、我々が目指しているのは「ポルシェらしいクルマ造り」というこ…
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フェルディナント・ヤマグチの企画会議大公開≪第3回≫
日経ビジネス電子版きっての人気コンテンツにして長寿連載、「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」。今回は、コラムニスト、フェルディナント・ヤマグチさんと、担当編集者、マイトのY(こと山中浩之・日経ビジネス シニア…
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なぜタイカンは4ドアなのか
やはりポルシェはエンジンで生きていく会社ではないのか。EVなんか出していいのか。そう思っている人は少なくないと思うんです。なぜポルシェがEVを出すのか。まずはその背景から教えてください。
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フェルディナント・ヤマグチの企画会議大公開≪第2回≫
日経ビジネス電子版きっての人気コンテンツにして長寿連載、「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」。今回は、コラムニスト、フェルディナント・ヤマグチさんと、担当編集者、マイトのY(こと山中浩之・日経ビジネス シニア…
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フェルディナント・ヤマグチの企画会議大公開 ≪第1回≫
日経ビジネス電子版きっての人気コンテンツにして長寿連載、「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」。今回は、コラムニスト、フェルディナント・ヤマグチさんと、担当編集者、マイトのY(こと山中浩之・日経ビジネス シニア…
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さすがポルシェ。やっぱりポルシェ。EVなのにちゃんとポルシェ
「Soul, electrified」(和訳:それは、電動化された魂)「新しい時代へ向けて、真のスポーツカーをさらに進化させるために、ポルシェが辿りついたひとつの答え」。豪華で見るからにおカネがかかっていそうなカタログを…
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「判断の先送り」でモデルチェンジに70年
それにしても70年ぶりのモデルチェンジです。どうして「今」なのでしょう? ディフェンダーはモデル末期でもよく売れていましたよね。生産設備など何十年も前に償却が済んでいるでしょうから、それこそ丸もうけじゃないですか(笑)。
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爆売れディフェンダー、「こんな時期ですが、本社に増産要求しています」
自動車メーカーは、つねにボリュームとキャパシティーを考えています。一般的に自動車のライフサイクルは7年から8年ですね。100から130に増産するにしても、それがパーマネントなのかテンポラリーなのかを考えなくてはいけません…
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「ディフェンダーは“あのクルマ”より3倍強い!」
「この(ディフェンダーの)プラットフォームは、従来のボディ・オン・フレームよりも優れたオンロードの性能を持ち合わせている上に、ねじれ剛性についてもフレーム構造の3倍もあるのです」
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海と離婚とディフェンダー
71年ぶりにフルモデルチェンジされたディフェンダー。せっかくの機会だから、少し遠くにドライブに出かけようと思っていた。すると、実にいいタイミングで大昔のガールフレンドから「海が見たい」と連絡があった。
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SHOEIさん! 世界で一つの「フェルメット」お願いします
「ここでご相談なのですが、SHOEIさんでオリジナル塗装のヘルメットを作ってもらうことは可能ですか? 今被っているフェルマスクをモチーフにして、『フェルメット』を作りたいと思っています」
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世界最高のヘルメットはこうして作られる
「もともとヘルメット専用の機械なんてありませんから、我々の工場は既に完成されている全く違う分野の機械をチョイスして、ヘルメットの製造に合うように改造して使うケースが多いんです」
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落としたヘルメットは使っていいのか?
ヨタ話でも散々申し上げているように、ドップリとバイクにハマっている。バイクは楽しい。死ぬほど楽しい。しかし、一歩間違えると本当に死んでしまう危険と背中合わせの乗り物でもある。
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フェル、まさかのYouTube参入?
動画をアップする上で、確実に上位に来るような対策は大事ですし、工夫も必要です。面白い動画を撮りました。それを上げてみました……なんて単純な話じゃないんです。
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自動車Youtuberツートップ、人気の秘密
今回は自動車YouTuber界のツートップに、人気の秘密をお聞きする。玉石混交の状態となった昨今のYouTube界隈であるが、お2人のチャンネルは不動の人気であり、毎回大変な数が再生されている。人気の秘密はどこにあるのか…
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レジェンド開発者、堂々の給料返納宣言!?
「しかしレジェンドのハイブリッド制御、4輪の制御というのは本当によくできていますよね。演算が大変そうです。よほど頭のいいコンピューターを積んでいるのでしょうね」「その4輪の制御なんですけどね、もともとは……と。これは話し…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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