日経ビジネスの変わり種デスクYが、本人的に話題の人、旬の人にインタビューします。このコラムを開けば毎月1人、興味深いキーパーソンに出会えます。.
シリーズ
(Yが)キーパーソンに聞く

完結
26回
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環境に優しいけどまずい食べ物、買いますか?
みなさんもそうでしょう。もちろん私も含めて、人間は、残念ながら「必然性があればまずくてもいいわ」とは、いけへんわけですよ。人間はおいしいかどうかを評価して、おいしくなければ食べない。はっきりしています。
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「大豆は神様の豆なんや」と50年言い続けたワケ
エネルギー効率、使用する水の効率などから考えて、これからは肉ではなく大豆からタンパク質を採る、という原点回帰を始めねばいかん……と、ずっとそう信じてきたのやけど、今までは、非常に空虚に響いていたのね。
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「そんなオモロイ会社やないねん、うち(笑)」
証券アナリストの方から「不二製油ってすごくいい会社なのに、最近面白くない」とか言われるんです。僕の本音は「待ってくれ、もともと面白くないねん、あんまり」(笑)。せやけど、相手が振るわなくなったから目立っていったわけですね…
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戦力外通告を突きつけられた人はどうするべきか
そろそろ「定年」が視界に入ってくる年齢だ。「戦力外通告」される日を意識しながら、モチベーションを保てるものなのだろうか。いや、戦力外と言われたあと、果たして、小さくても誇りを持って仕事を続けることはできるのか?
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警察で学んだ、マンガ家として急成長する方法
電話で打ち合わせをして「分かりました、これで描いてください」となったとしますよね。1週間ぐらいで絵コンテがくればいいかな、と思っていると、泰さんは、夜に打ち合わせて翌朝の6時ぐらいに送られてきちゃうんです。
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「警察は“しょうもない人”が頑張る仕事です」
どうやったら警察の過労死がなくなっていくのかなと思ったときに、「すごくたくさんのいい人が『警察官になりたい』と応募してくれたら、負担が減っていくんじゃないかな、それに役立つことができたらいいな」と思って。
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あの人の酒席に付き合うかどうかの判断基準
最初に言ったけど、酒ってやっぱり人間と人間をつなぐ紐帯みたいな部分を持っている。だけど、それは等価交換の人間関係じゃないんですよ。やっぱりどこか上下関係だったり主従関係だったり、何かを含んでいる。
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オダジマは就活で落とされたことがない
「1日目に大手町周辺は全部だめだということが分かって、失意のうちに帰ってきて、今後はちゃんと調べて、門前払いは喰わないところを受けようと。それで、お堀を1段外側に落として」「外堀ってことですか?」
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日本はヒアリとこう戦う! 目から鱗の防除方法
「国や自治体の予算って、基本的に1年単位で区切られていて、ロードマップを提示しないとなかなか予算が下りないですよね。『いつまで続くの?』という問いに答えられないと『計画性のないことに予算を使えない』となっちゃう」
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松本清張の鉄道世界の迷宮へ、ようこそ!
個人的に「ここは濃い」とよく感じるのは、軍事関連とのりもの関連の世界。なかでも人の数、その熱意、文句なしに「特濃」だと、一般の方々にも認識されているのが「鉄道」分野だろう。迂闊なことを書いたら血祭りだ。
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ソニーの技術者が“聖地巡礼”アプリを作るまで
ソニーは、比較的やりたいことがやれる会社、と思っている方はも多いかもしれません。けれど、僕らが「舞台めぐり」の開発を始めてから丸2年間以上は、会社からは一切認めてもらえず、アングラの放課後活動でした。
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「データ復旧業界の規模を“半減”させたい」
過大な見積もりなど不透明な慣行が目に付くデータ復旧業界。ハードディスク販売で国内最大手のバッファローは、5月1日から1年間の無償修理と、従来の業界水準のほぼ半額、かつ定額制の復旧サービスに乗り出す。その狙いと勝算を、斉木…
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「君の名は。」の収益はどう使うんですか?
興行収入が200億円を超えた「君の名は。」。この映画を作った新海誠監督と10年以上前から組み、彼の作品を作り、販売する「コミックス・ウェーブ・フィルム」を率いてきたのが、伊藤忠商事出身の川口典孝氏でした。
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「君の名は。」までの10年を聞く
新海誠監督と15年に渡って組み、制作、宣伝、配給、を支え続けてきたのが、川口典孝・コミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)社長だ。川口氏とは12年ほど前に取材でお会いしてから、時々お話を聞いていた。
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「スッキリしたい」言語麻薬がトランプを走らす
「時代が1930年代に回帰してきた」と感じています。本気でそう思います。考えても見て下さい。ブロック化、保護主義の流れや「米国第一」の大元には「分割しても成長できるんだ」という幻想があるでしょう。
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身もふたもなくいえば、ヒトラーそっくりです
政治思想史の専門家、片山杜秀慶應義塾大学法学部教授がオバマとトランプの演説を聞き比べ。詐術以上のものが見えないトランプを生んだのは、経済成長を果たせず理想論を語ったオバマの反動なのか?
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ポストペットVRに見る「中二」的新規事業
1997年に登場した、パソコンの中のペットたちがメールを運ぶメールソフト「PostPet(ポストペット)」。20周年を記念して、VR版の開発が進んでいるという。しかし、どういうユーザーを見込んでいるのか。答えは意外なもの…
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映画「この世界の片隅に」に勝算はあった?
原作にたくさんのファンがいるとはいえ、一般的な知名度は決して高くなく、内容も「これは当たる」とは考えにくい。それをこんなにお金と時間を掛けて制作し、回収できると踏んだのはなぜなのか。お話を伺ってきました。
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HDD修理、ここにダマされるな!
「弊社にもクリーンルームはありますが、あれは実はコスト的には見かけ倒しです。技術力とはほとんど関係ないと思っていいでしょう。ネットでハードディスクの修理業者の広告を見ると、本当にあざといひっかけが多いです」
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HDDの復旧、どうしてこんなに高いの?
15年分の家族写真を入れていた1テラバイトのハードディスクが壊れました。「こりゃ、プロの業者さんに頼むしかなさそうだ。たぶん、10万円くらいかかると思うんだけど」と、奥様に報告しましたが、それは甘い見通しでした。
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全8回