シリーズ
キーパーソンに聞く

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ねちっこい人脈より、明るいネットワーキング
「オープンイノベーション」を掲げてスタートアップとの連携を模索する大企業が増えている。“二足のわらじ”を履き続け、オープンな立ち位置で様々なイノベーションに関わってきたリンクトインの村上臣日本代表に、課題を聞いた。
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「選ばず買いたい」消費者心理の最新事情
博報堂買物研究所は2018年の消費トレンドとして「『選ばない買物』へと向かう生活者」というテーマを発表。「自分で選びたい」という思いより、「面倒なのでお任せしたい」という傾向が強いという。上席研究員の山本泰士氏に聞いた。
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「本当のARとは」ポケモンGOの父に聞く
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」を開発した米ナイアンティック。AR(拡張現実)の可能性を広く一般に知らしめた同社は、次に何を目指すのか。ジョン・ハンケCEO(最高経営責任者)が、日経ビジネスの単独取材に語った。
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デザインするのは農機だけじゃない
工業デザイナーの奥山清行氏が、ヤンマーホールディングス(HD)のビジネスそのものを“デザイン”し直している。伝統企業の仕事の進め方をどう変えるのか。奥山氏に改革の手ごたえを聞いた。
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世紀のパロディ「フランク三浦」の末路
一部の腕時計ファンから世界的注目を集めた「フランク・ミュラーvsフランク三浦紛争」が昨年決着した。騒動の主役、時計の企画開発などを手掛けるディンクスの下部良貴社長が今、全てを語り切る。
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旧道路公団がアメリカで成功したワケ
トランプ政権が積極投資の構えを見せている、米国のインフラ分野で日本の“意外な”企業が実績を上げている。道路公団の民営化で民間会社になった西日本高速道路(NEXCO西日本)だ。元道路公団が、生き馬の目を抜く米国市場で受注を…
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習近平氏はもう後戻りできない
中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が3月5日、開幕した。習近平国家主席が2023年以降も続投できるようにする憲法改正案が採択される見通し。習氏への権力集中が一段と進む中国はこれからどうなっていくのか。亜細亜大…
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日本企業よ、JAXAと一緒に「月」へ行こう!
宇宙開発、とりわけ月面探査の機運が世界中で高まっている。日本で技術開発の司令塔となるのがJAXA宇宙探査イノベーションハブだ。副ハブ長を務める川崎一義氏に話を聞いた。
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ドメドメ日立鉄道、海外比率8割を超えたワケ
「日立の海外展開のロールモデル」。今年5月に日本経済団体連合(経団連)会長に就任する日立製作所会長の中西宏明氏が、かつてこう表現したのが、同社の鉄道事業。2012年3月期に28%だったの海外売上比率は、17年3月期には8…
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死を最も恐れているのは高齢者ではなく20代
今、世界中のあらゆる年代において「年を取ること」に対する捉え方が大きく変化しているという。世界100カ国超に展開する世界有数のマーケティングコミュニケーショングループのマッキャン・ワールドグループ(以下、マッキャン)は、…
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15人のニートが「超限界集落」の廃校に集う理由
和歌山県の山奥の限界集落。そこに引きこもり経験を持つ若者など、いわゆる「ニート」たちが住みついた。廃校となった小学校で暮らすニートたちは、村の住民から農作業の手伝いを依頼されたりして、各自月2万~3万円程度で生計を立てて…
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再生医療の考え方は第4次産業革命にも通じる
米グーグル日本法人元社長の村上憲郎氏が2017年10月、再生医療の産業化支援やヒト細胞の培養受託サービスなどを手掛けるバイオベンチャー企業・セルソース(東京都港区)の社外取締役に就任した。IT(情報技術)畑を歩んできた村…
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「足の裏の米粒」と揶揄される国家資格とは
日本経済新聞社の調査によると「取得したいビジネス関連資格」で2016年に1位を獲得したのは「中小企業診断士」だった。経営コンサルタントを認定する唯一の国家資格だが、当の診断士たちは活躍できていないと自省する。ではどうすれ…
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ラッシュ時に電車を遅延させた人・親族の末路
昔からネット上などで囁かれて来た「列車を大きく遅延させると、本人や遺族が億単位の莫大な賠償金を鉄道会社から請求される」という噂。あれは都市伝説なのか、真実なのか。専門家に聞いた。
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「文化」なくして「経済成長」はありえない
「ものすごい右肩上がりの経済成長でお金を得たけれども、今の状況では満足できない大人がたくさんいます。だから、お金だけを追求していく昔の経済成長モデルを私たちが追随しても、「幸せになれないし、進歩がないのは明らかだ」と思っ…
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独ケルヒャー「中小企業のグローバル化」に成功
独アルフレッド・ケルヒャーは、高圧洗浄機や家庭用掃除機などで世界に顧客を持つニッチ市場のグローバル企業として知られる。中小企業時代から世界に進出し、成長してきた。現地のニーズを徹底してくみ取った製品開発と、修理などに即座…
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「陸王」の宣伝、以前とはいろいろ違うんです
TBS日曜劇場「陸王」が好スタートを切った。今回は原作の池井戸潤さんでも主演の役所広司さんでもなく「宣伝担当の川鍋さん」を訪ねた。業界の方々が「いろいろやっているよ」と話題にする男は、何をやっているのか。
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「オープンソース」こそがデジタル化の主役
オープンソースソフトウエア(OSS)関連サービスを手掛ける米レッドハットが業績を伸ばしている。安価かつ高速にシステムを開発するためには、OSSを活用することが不可欠になっているが、一方で、サポートなどの面でOSSは課題…
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「遺骨」を捨てる人も、「一族の墓」は維持困難
高齢社会に突入し年間130万もの人々が亡くなる一方、葬儀を執り行い先祖の墓を守る側の人間は少子化により減り続けている。「一族の墓」はもはや維持困難となり、肉親の遺骨を電車の網棚に遺棄する人も出てきている。激変する日本人の…
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がんに特化したセンター病院はがん治療に最良か
痛みを感じない臓器ゆえに発見できた時には「手遅れ」となるリスクも高い肺がん。しかも、健康診断でも見つけにくいという厄介ながんだ。そこで肺がんのスペシャリスト、順天堂大学医学部の鈴木健司教授に「治療」について聞いた。