シリーズ
キーパーソンに聞く

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永守重信氏「M&Aは会社を育てるためのもの」
日本電産・永守重信会長CEO(最高経営責任者)インタビュー第二弾。発表したばかりの2018年第2四半期業績は絶好調だが、懸念もある。その中で米中貿易摩擦激化への対応、中国投資の在り方、得意のM&Aでの今後の戦略について聞…
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日本電産・永守重信会長が始めた全力の大学改革
独力で日本電産を世界一のモーターメーカーに育て上げた永守重信会長CEO(最高経営責任者)が、100億円の私財を投じて大学改革に乗り出した。今春、京都学園大学を傘下に持つ京都学園の理事長に就任。世界から教員を集め、一芸に秀…
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人口減、対策の「タコツボ化」克服を
人口減対策が必要だと叫ばれて久しいが、なかなか抜本的な対策が出てこない。「国難」とも位置付けられる人口減に対して、国はどう対処するべきか。長く政策立案に携わってきた経済社会総合研究所の前川守顧問に話を聞いた。
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日本企業は男女前提の体制から脱却を
企業をはじめ、社会のさまざまな場面でLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字で性的マイノリティの総称)への対応が求められている。改めてLGBTをとりまく課題にどう向き合うべきか。
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バーチャル技術で人々を“リアルに”つなげる
イベント演出に当たり前になったプロジェクション・マッピング。カナダのMoment Factoryは、この世界で最先端を走る。安室奈美恵のファイナルツアーも手がけた共同創業者のドミニク・オーディット氏にエンターテイメントの…
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「周回遅れ?」ローソン銀行社長に聞いてみた
ローソンが10月15日、銀行業に参入する。流通企業が母体の銀行としてはセブン銀行やイオン銀行に続く。周回遅れとの指摘も根強いが勝機はあるのか。就任後、メディアの単独インタビューに初めて応じた山下雅史社長に聞いた。
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「日銀は政策効果に自信を失ってきた」
「事実上の正常化第二弾」「ニュートラルだ」……。専門家の間でも評価が分かれる日銀の新政策をどう見ればいいのか。代表的な日銀ウォッチャーの一人、東短リサーチ社長チーフエコノミストの加藤出氏が読み解く。
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「日銀は事実上の正常化第2弾に踏み切った」
日銀が7月末の金融政策決定会合で新たな政策を導入した。前日銀審議委員で現在は野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏は「これは金融緩和からの事実上の正常化策だ」と言う。
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データサイエンスの「民主化」に挑む日本人
データとAIを使いこなす企業が競争優位を獲得する――。そう叫ばれるが、プログラミング言語に精通した人材がいなければ、機械学習や深層学習のアルゴリズムを使って分析することもできない。そこに風穴を開けようとしている日本人がい…
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村上世彰氏の娘、絢さんに聞くNPO支援の理由
村上ファンドを率いる投資家・村上世彰氏の長女であり、自身もシンガポールを拠点に株式や不動産売買などを手掛ける投資家だ。村上財団の代表理事という顔も持つ。2人の子どもの母でもある絢さんに、非営利組織を支援する理由と思いを聞…
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リーダーにこそ必要な「無常の精神」
会社の規模がずっと拡大し続けるとか、自社の製品がずっと売れ続けるとか、常に自分を理解してくれる上司に恵まれるとか。変わることなく思い通りにコトが続いてくれればラッキーですが、そんなことはあり得ないでしょう。人生は無常なの…
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メディア志望必見「テレビマンと出版人の末路」
15万部を突破した書籍『宝くじで1億円当たった人の末路』の著者が、本書を原案にした連続ドラマ「○○な人の末路」の監督・狩山俊輔氏と対談。出版とテレビ、それぞれ異なる業界だが、モノ作りでは共通する悩みも抱えていた。テレビマ…
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キスマイ主演ドラマ、深夜枠でも高視聴率のワケ
日経ビジネスオンラインの好評連載「末路シリーズ」を1冊にまとめた書籍『宝くじで1億円当たった人の末路』。これを原案にしたドラマ「○○な人の末路」が異例の高視聴率を叩き出している。その真相を探るためドラマの監督と著者の緊急…
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経営者が全て決める会社でイノベーションは無理
「仕事探しはインディード」のコマーシャルで知られるようになったインターネット求人会社の米インディード。2012年にリクルートが買収して以後、売上高は大きく伸びた。インディードの強さはイノベーションを起こす独自の仕組みにあ…
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ベンチャー投資、大企業の資金だけでは不十分
イノベーションを起こそうと、大企業のスタートアップ投資が盛んだ。こうした資金が、ベンチャーキャピタル業界を活気づかせている。スタートアップ投資を取り巻く日本の現状について、日本ベンチャーキャピタル協会の仮屋薗聡一会長に聞…
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NY発、インスタ時代のメニューはこう作れ!
揚げたマカロニチーズで分厚いビーフパテをはさんだ、メルト感たっぷりのハンバーガーが、ニューヨーカーの心をわしづかみにしている。「インスタ映え」を狙ったレストランThe Bedfordをプロデュースした著名フードコンサルタ…
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銀行は産業界から人材を奪ってはいけない
フィンテック企業の台頭と、終わりのみえない低金利政策。これら2つの外的要因にビジネスモデルの抜本的な見直しを迫られているのが銀行業界だ。現況をどう分析しているのか。全国銀行協会の藤原弘治新会長に聞いた。
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ホームレス作家の軌跡
カネもなく街を徘徊し、やくざや女に追われ、放浪を続けた男がいる。国立大学から郵便局長になるまではよかった。だが、株の失敗で放浪人生がスタートする。歌舞伎町から北陸、入谷まで、苛烈な人生から生まれた作品群とその軌跡を聞く。
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誰もがストーカーになり得る時代の「防衛術」
社会は「ストレスフル」な状況を高め続けている。ストレスに抵抗するため、意思とは関係なく生きるための「本能(生殖、摂食、防御)」が喚起される。その結果、行動が過剰になれば病的な状況にもなる。ストーカー行為は本能の「過作動」…
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「2050年なら、原発ゼロにできる」
「原発ゼロ」が叫ばれる一方で、再稼働もじりじりと進む。3・11から7年、推進派と反対派の二項対立が続く中、政策にも影響力を持つエネルギーの権威、橘川武郎教授に「超現実なシナリオ」を聞いた。原発ゼロは可能か、不可能か?