日経ビジネスのデスクや記者が、話題の人、旬の人にインタビューします。このコラムを開けば、新しいキーパーソンに出会えます。(写真:Shutterstock)
シリーズ
キーパーソンに聞く

198回
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貧困家庭を苦しめる「子育て罰」社会 親に子供の人数分の投票権を
コロナ禍の影響で状況が悪化した困窮家庭は多い。少子高齢化が進む中、子育てをする親の声は社会に反映されているか。子どもの貧困問題に取り組むNPO「キッズドア」理事長の渡辺由美子氏は、現役世代の声を反映させるために若者の投票…
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物流危機を招いた過当競争 ライバル同士の「協調と標準化」が必要
世界で初めて日本が国を挙げて究極の物流効率化策といわれる「フィジカルインターネット」に取り組む。日本の物流が抱える構造問題と、改革しなければ日本のGDPを押し下げる原因になるとされる深刻な物流の危機について、経済産業省商…
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バブル超え物流コスト高克服へ 経産省が推す物流改革の切り札
究極の物流効率化策といわれる「フィジカルインターネット」に世界で初めて日本が国を挙げて取り組む。日本の物流が抱える構造問題と、改革しなければ日本のGDPを押し下げる原因となりかねない深刻な物流の危機について、経済産業省商…
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「冷蔵庫は空」「進学できない」 コロナが奪う困窮世帯の子どもの夢
子どもの貧困問題に取り組み、学習支援活動を続けるNPO法人キッズドアの渡辺由美子理事長は、コロナ禍で困窮する家庭が増え、さらに政府からの支援も受けられず、食事の回数を減らしているなどの実態に接し、食糧や現金の支援を実施し…
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「汚職政権を助け、タリバン復活を許した米国の愚」アセモグル教授
国家の民主主義や、自由と繁栄を維持することが、どれほど難しいことなのか。ノーベル経済学賞の最有力候補とされる経済学者、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のダロン・アセモグル教授に聞いた。
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『ケーキの切れない非行少年』著者、どうしても頑張れない社員とは
『ケーキの切れない非行少年たち』『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』で知られる立命館大学の宮口幸治教授に対し、「認知機能」をキーワードに学校教育や職場の課題を聞いた。
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「日本には『不死鳥』が足りない」 仏INSEAD教授
イノベーションとビジネスモデルの革新が迫られる日本の大企業。フランスのビジネススクール、INSEAD(インシアード)でエグゼクティブ教育を率いるハシジャ・サミール教授は、「変わり続けるためには、危機感を持つことが重要だ」…
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文系社員も1日でアプリ制作。デジタル研修で何が変わる?
延べ5万5000人の中高生が参加するIT・プログラミング教育キャンプやスクール事業を展開してきたライフイズテック(東京・港区)が、企業向けの研修事業を始めた。DX(デジタルトランスフォーメーション)が声高に叫ばれ、企業内…
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東大・仲田准教授「新型コロナの重症患者数はまだ油断できない」
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。政府は東京都に4度目となる緊急事態宣言を出した。新規感染者数や重症患者数の推移や社会・経済活動との関係について、東京大学の仲田泰祐准教授に聞いた。
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『人新世の「資本論」』斎藤氏が警告 コロナ後に人類の本当の危機が来る
環境問題をマルクス主義の視点から読み解いた『人新世の「資本論」』が30万部超のベストセラーとなっている。専門性が高い内容にもかかわらず読まれる理由を著者の大阪市立大学の斎藤幸平准教授に聞いた。
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「党利党略より国民の利益」 元次官の石原氏が描く首相像
自治事務次官を務めた後、竹下登氏から村山富市氏まで7人の総理大臣に仕えた元官房副長官の石原信雄氏。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない今、危機時のリーダーシップ、そして、日本の未来について聞いた。
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「官僚は政権の下僕になるな」 7人の総理を支えた元次官の警鐘
人事院は6月21日、2021年度の国家公務員総合職試験(キャリア職)の合格者を発表した。競争率は7.8倍と、現行の制度に移行して過去最低となった。総務省の接待問題などキャリア官僚には厳しい視線が向けられている一方、長時間…
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東京五輪、「お祭りドクトリン」の危うさ
間近に迫った2回目の東京五輪に対し、1回目の1964年大会における熱気の再現を期待する声が多い。高度成長期の「成功体験」と結びついた64年大会「神話」の真実は何か。東京の都市論に詳しく、五輪や万博に関する著書もある東京大…
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リクルートの出木場社長「時価総額を上げるための買収はしない」
名実ともに人材領域で世界一となったリクルートホールディングス(HD)。米インディードの買収で一躍グローバル企業に進化した。出木場久征社長兼CEO(最高経営責任者)インタビューの後編は、リクルートHDのグローバル戦略につい…
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リクルートHDの出木場新社長「ワンクリックで仕事に就ける世界に」
名実ともに人材領域で世界一となったリクルート。目指すその先の姿を、4月から社長に就いた出木場久征社長兼CEO(最高経営責任者)に聞いた。
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止められたLGBT法案 自民党には裏切られた思いだ
世界でLGBTに対する差別禁止の法制化が進む中、日本ではLGBT理解増進法案(性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案、以下、LGBT法案)が暗礁に乗り上げている。国内84のLGBT団体が加盟する…
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身代金は年2000億円市場、ロシア語駆使するサイバー攻撃者の正体
米国で5月、石油パイプラインがサイバー攻撃により操業停止に追い込まれた。身代金を要求する「ランサムウエア」が使われ、ハッカー集団は約5億円を受け取った。浮上したのは、ロシア語を駆使して分業体制を整える営利組織の台頭だ。サ…
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読者と記事を作り続けて早5年
読者の存在をリソースと位置づけ、積極的に活用している異色のメディアがある。オランダのThe Correspondentだ。共同創業者でCEO(最高経営責任者)のエルンスト・ヤン・ファウス(Ernst-Jan Pfauth…
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自衛隊のサイバー反撃可能に、数千人の陣容必要
政府は12月に制定する「防衛計画の大綱」にサイバー反撃能力の保有を明記する方向で検討を進めている。旗振り役となった自民党の中山泰秀衆院議員に構想を聞いた。
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IT音痴で負け組へ、日本に残された時間は7年
経済産業省は今秋、先進ITを使ってビジネスモデルを変革する「デジタルトランスフォーメーション」を産業界に促す報告書を公表した。日本企業は7年以内に既存システムを一新しないと、人工知能などを駆使する海外企業に対して、競争力…
WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回