「健康管理は従業員本人の責任」。そんな前時代的な経営は、もはや通用しない。SCSK、コニカミノルタ、伊藤忠商事、味の素、東急電鉄、内田洋行──。従業員の健康こそ企業の競争力を高める経営の最重要課題と位置付け、その増進や維持を図る「健康経営」に取り組む企業が増えている。活力ある働き方を実現する「戦略投資」として、健康経営を推進することは、生産性を高め、優れた人材を集めるエクセレントカンパニーの新条件だ。

(鵜飼 秀徳、広岡 延隆、河野 紀子、須永 太一朗)


日経BP社は「健康経営」を企業経営における重要な課題と考え、「健康経営アクション」を展開していきます。本特集のほか、「日経トップリーダー」7月号(7月1日発売)でも健康経営関連の特集を掲載します。併せてご覧ください。

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日経ビジネス2015年6月15日号 26~27ページより目次