宇宙開発は長らく「国がやる仕事」と思われてきたし、実際そうだった。そんな雰囲気の中で民間が手掛ける宇宙ビジネスは地味に、しかし着実に進展した。米国のレーガン政権時の規制緩和で、国際衛星通信への民間参入が可能になり、1992年にアジアサットが国際衛星放送を開始したことで、ビジネスとしての通信・放送衛星の開発が定着した。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1533文字 / 全文文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題