各国の金融緩和や原油安の影響で予想以上にドル高が進み、米国経済に悪影響を及ぼしている。米国は実質的に「通貨戦争」に参戦し、口先介入で他国を牽制しつつ、利上げを延期するだろう。しかし、通貨戦争は結局ゼロサムゲームであり、各国は内需主導の成長戦略を取るべきだ。

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日経ビジネス2015年5月18日号 92~93ページより目次

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