円安になれば輸入産業はコストが上昇する。それでも多くの内需型企業がアベノミクスに期待したのは、日本経済のエンジンである輸出産業が息を吹き返せば、景気が回復し、原料高を補う値上げ余地や売上増が見込めると考えたからだ。ところが実際は…。

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日経ビジネス2015年5月18日号 34~35ページより

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