ウォン高や財閥の行き詰まりに苦しむ韓国経済。企業にとってはこれから先、さらなる難題が待ち受けている。最も大きいのは、少子高齢化をはじめとした構造問題の負担がのしかかってくることだ。これまで軽い社会保障費や税の恩恵を享受してきた企業は一転、重荷を背負う。その負担は同様の課題で先進国とされてきた日本をも上回りかねない。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2859文字 / 全文文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2015年5月11日号 34~35ページより

この記事はシリーズ「特集 韓国 脱財閥へのもがき」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。