2015年4月27日・5月4日号目次
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PART 1
“イオン化”の挫折、「解体」で出直し
総合スーパー事業が前期、赤字に沈んだイオン。商品力の低下で、客離れが止まらない。中央集権で追い求めた規模を「解体」し、売り場からの「再生」にかける。
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イオンリテール 岡崎双一社長
「今期も最終減益なら 執行部は全員クビ」
長いデフレを通して、社内ではコスト削減優先の姿勢が染みついた。売り上げが伸びない中で利益を確保するために、売り場の人員を減らす。
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PART 2
セブンに迫る、規模の復讐
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が、イトーヨーカ堂に突きつけた“最後通牒”。業績好調のセブンイレブンも巻き込んで進む、「脱チェーンストア」改革の真の狙いとは。
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PART 3
生存の条件は 「物量」より「知量」
「規模」が強さではなくなった時、企業は新たな成長モデルを何に見いだせばよいのか。再編機運が高まる中で、「物量」ではなく知恵の総量、いわば「知量」が適者生存の条件になる。