現在は日本の病院でもインフォームドコンセントはごく一般的になっています。でも、手術の前に「この手術によってこんなリスクがあります、あんなリスクもあります」と言われたら、もうやめようかなという気になりかねません。患者さんの不安は手術の結果にも影響します。患者さんからすれば、リスクの情報は事前に知ったうえで、手術の前日には「大丈夫ですよ」と励ましてほしいですよね。そんな存在が必要だと考えて10年前に始めたのが「笑い療法士」の養成でした。

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日経ビジネス2015年4月20日号 1ページより目次

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