2015年3月30日号目次
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PART1
止まらぬ“人間超え”
AI(人工知能)の進化が急加速している。起爆剤は、人間の脳を参考にした計算手法。米大手IT(情報技術)企業の開発合戦で、その能力は“人間超え”を射程に収めた。
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PART2
「特異点」へ先手
AIなどの能力が人間を超越し、社会が根底から覆る「シンギュラリティー(特異点)」。荒唐無稽にも映る未来予測だが、既に“その時”に備え動き出した人々もいる。特異点の到来を危機から好機へと変える「人づくり」が始まった。
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PART3
実は人類の危機か
新産業育成から生活利便性の向上まで様々な恩恵をもたらすAIの進化。だが、それが人類の絶滅につながると主張する専門家も増えつつある。企業と労働者を待ち受けるのは楽園か、苦界か、それとも奇妙な理想郷か。
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PART4
日本には追い風
社会や雇用に深刻な影響を与えそうなAI。だが日本に視点を置くと米国と違う風景が見えてくる。活用次第では、AIは日本再生の切り札になる可能性が高い。