フィットネスクラブの市場規模が拡大している。経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、2014年の合計売上高は3052億円と、ここ10年で3割増加。2000年の調査開始以来、初めて3000億円を超えた。働く女性を中心に健康志向が高まり、利用者数が増えたことが大きい。認知症予防のプログラムを用意して高齢者を呼び込んだり、子供向けスポーツ教室を開いたりするなど施設側が工夫を凝らして、利用者の裾野も広がっている。

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日経ビジネス2015年3月23日号 20ページより目次

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