1月15日、スイス国立銀行(中央銀行)が突然、無制限の為替介入政策の終了を発表した。この結果スイスフランは対ユーロで急上昇し、一時3割以上相場が変動。スイス国内外に混乱をもたらした。突然の政策変更は、欧州中央銀行(ECB)が22日の理事会で量的緩和の実施を決定するのが濃厚なため、との見方が有力だ。さらなるユーロ安が避けられないと判断したようだ。

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日経ビジネス2015年1月26日号 86~87ページより目次

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